2017年03月04日

8つの演奏会用エチュード発売

かなり前から手に入らなかった
カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」
(Op.40)の楽譜が、やっと
ショット・ミュージック社
から発売されました。

現在、中古で買うと、
プリズム版3万円以上、
全音版5〜8万円もするので、
ほしいと思っていた人は良かったね。

カプースチン
「8つの演奏会用エチュード Op.40」
ショット・ミュージック社/マインツ
ピアノ・ソロ 楽譜 – 2016/12/28





<内容紹介> Amazonより

長年入手困難だった
「8つの演奏会用エチュード Op.40」が
ついにショット社から発売! !

ロシアの作曲家ニコライ・カプースチン。

クラシック音楽の殿堂
モスクワ音楽院で学んだ上
ジャズにも傾倒し、
クラシックとモダンが融合した
ジャンルを超えた魅力あふれる作風で
知られています。

中でもピアノ作品は
近年国際コンクールで演奏されたり、
国内でもコンクール課題曲などにも
選ばれることが多く、
現代の作品としては異例の人気。

ここ数年著作権事情により
日本での入手が難しい状態が
続いていましたが、
昨年、ドイツのショット社が
作曲家権利を獲得し、
順次作品を出版してきましたが、
今回一番人気のこの曲集が
ついに発売されました。

カプースチン: 8つの演奏会用エチュード Op.40/ショット・ミュージック社/マインツ/ピアノ・ソロ

作曲者: KAPUSTIN, Nikolai
商品名: 8 Concert Studies Op.40
楽器・形態: ピアノ・ソロ
出版社: B. Schott'S Sohne/Mainz

■収載曲
1. Prelude (前奏曲)
2. Reverie (夢)
3. Toccatina (トッカティーナ)
4. Reminiscence (思い出)
5. Raillery (冗談)
6. Pastoral (パストラール)
7. Intermezzo (間奏曲)
8. Finale (フィナーレ)
※ 本書は輸入楽譜です。

※ この商品は、
為替の変動などの理由により、
予告なく価格が
改定される場合があります。
価格改定により、
お客様に出荷される商品本体に
印字されている価格が
ご注文時の価格と
異なる場合がありますが、
ご注文時の価格が優先されますので
予めご了承ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こちらはCDです。

自作自演集
「8つの演奏会用エチュード」
カプースチン(ニコライ)
(アーティスト, 演奏)
カプースチン (作曲)
形式: CD





自作自演集「8つの演奏会用エチュード」

<曲目リスト>
ディスク:1
1. 8つの演奏会用エチュード 作品40 1 前奏曲
2. 8つの演奏会用エチュード 作品40 2 夢
3. 8つの演奏会用エチュード 作品40 3 トッカティーナ
4. 8つの演奏会用エチュード 作品40 4 思い出
5. 8つの演奏会用エチュード 作品40 5 冗談
6. 8つの演奏会用エチュード 作品40 6 パストラール
7. 8つの演奏会用エチュード 作品40 7 間奏曲
8. 8つの演奏会用エチュード 作品40 8 フィナーレ
9. ソナタ・ファンタジー(ピアノ・ソナタ第1番) 作品39
10. スイート・イン・オールド・スタイル 作品28
11. 変奏曲 作品41

以下は、Amazonより。

1937年ロシア生まれ、
ジャズの要素を取り入れた作品を
数多く生み出しているカプースチン。
本作は長らく廃盤になっていた
トリトーンレーベルの
“カプースチン自作自演集”
の再発盤です。
posted by テル先生 at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

8つの演奏会用エチュード

「8つの演奏会用エチュード」(作品40)
  の徹底分析を始めますので、
    予習、復習をしておいて下さい。

「分析再開」にあたって
過去に書いた記事を確認しました。

このブログ左上「カテゴリ」内にある
「8つの演奏会用〜」を調べたら、
以下のようになっていますね。

第1番 40小節まで

第2番 90小節まで

第3番 35小節まで

第4番 (書いていない)

第5番 82小節まで。
   次は7コーラス目から。

第6番 最後までやった!「おめでとう!」

第7番 42小節目まで。
   次は2コーラス目から。

第8番 70小節目まで。

以上のようです。

この他にライブドアのブログ記事に、
まだあるかもしれません?

確認するつもりですが、
まずは書き出した小節までの復習と
その続きから始めます。
posted by テル先生 at 03:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

「パストラール」Op.40-6(2)

「8つの演奏会用エチュード」作品40
            
第6番 「パストラール」
    (プリズム版 61〜67ページ)

今回は第2回目です。
  (第1回目(09.9.28)の続き)

<形式>を復習しましょう。

<テーマ>

<1コーラス目>1〜32(32)

「A1」 1〜8(8)
  「A2」 9〜16(8)
    「B」 17〜24(8)
     「C」 25〜32(8)

<2コーラス目> 33〜62(30)

「A1」 33〜40(8)
  「A2」 41〜48(8)
    「B」 49〜56(8)
      「C」 57〜62(6)

「Coda」 63〜70(8)

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   <コード進行>

今回は、2コーラス目からです。

1コーラス目は、第1回を読んで下さい。

<2コーラス目>

  「A1」 33〜40(8)

|| B♭ Gm7 | B♭ Gm7 |

| B♭ Gm7 | E♭M7 F7(4) |

| B♭7 F7 B♭7 | E♭M7 A♭7 |

| Dm7 Gm7 | C7 F7 ||

  「A2」 41〜48(8)

|| B♭ Gm7 | B♭ Gm7 |

| B♭ Gm7 | E♭M7 F7(4) |

| B♭7 Fm7 B♭7 | E♭7 C7 |

| B♭/F G7 | C7 F7(4) B♭ ||

  「B」 49〜56(8)

|| Cm7(♭5) | F7(4) F7 |

| B♭ | G7 |

| Cm7(♭5) | F7(4) F7 |

| B♭ B♭7 | E♭m7 A♭7 ||

  「C」 57〜62(6)

|| C♯m7(5) F♯7 | BM7 E7 B♭7 |

| Am7 D7 | GM7 G7(4) G7 |

| Cm7 | F7(4) F7 ||

   「Coda」 63〜70(8)

|| B♭ Gm7 | E♭M7 F7(4) |

| B♭ Em7(♭5) | E♭M7 F7(4) |

| B♭ Em7(♭5) | B♭ E♭m6 |

| B♭ | B♭ ||

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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2009年09月28日

「パストラール」Op.40-6(1)

今日の学習は、

「8つの演奏会用エチュード」作品40
            
第6番 「パストラール」
    (プリズム版 61〜67ページ)

    ☆    ☆

カプースチン作品のコード進行は
  ジャズ理論に基づいていますから
    理論を知ると、すごく覚えやすいです。

この曲のコード進行も「数分で」覚えられます。
  (ピアノの技術的な話は別ですが…)

これを意味もわからず
   丸暗記で覚えようとしたら
     かなり無駄な時間を過ごすでしょう。

3ヵ月でも無理かも?
  (そんなことはないかな?)

仮に丸暗記で覚えたとしても
 しばらく練習を休むと、すぐ忘れるでしょう。

 手だけで覚えている人の典型的パターンです。

この話、非常に重要ですので、
 時間がある時にゆっくり話そうと思っています。

お楽しみに。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

     【 形式 】

<テーマ>

<1コーラス目>1〜32(32)

「A1」 1〜8(8)

「A2」 9〜16(8)

「B」 17〜24(8)

「C」 25〜32(8)

<2コーラス目> 33〜62(30)

「A1」 33〜40(8)

「A2」 41〜48(8)

「B」 49〜56(8)

「C」 57〜62(6)

「Coda」 63〜70(8)

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   <コード進行>

  「A1」1〜8(8)

|| B♭ Gm7 | B♭ Gm7 |

| B♭ Gm7 | E♭ F7(4) |

| B♭7 Fm7 B♭7 | E♭ A♭7 |

| Dm7 Gm7 | Cm7 F7(4) ||

  「A2」9〜16(8)

|| B♭ Gm7 | B♭ Gm7 |

| B♭ Gm7 | E♭ F7(4) |

| B♭7 Fm7 B♭7 | E♭7 G♭7 |

| B♭/F Gm7 | Cm7 F7(4) B♭ ||

  「B」17〜24(8)

|| Cm7(♭5) | Cm7(♭5)/F C♭7 |

| B♭ | G7 |

| Cm7(♭5) | Cm7(♭5)/F C♭7 |

| B♭ B♭7 | E♭m7 A♭7 ||

  「C」25〜32(8)

|| C♯m7(♭5) F♯7 | BM7 |

| E7(4) E7 | A7 |

| DM7 E♭m7 A♭7 | D♭M7 (* G7 ) G♭M7 |

| Gm7 C7 | F7(4) F7 ||

*30小節の2拍目コード、楽譜では
 「 D♭7( Bass A♭♭) 」(ダブル♭)ですが、
 「 G7 」と思えばわかりやすいでしょう。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 この後、<2コーラス目>に進みます。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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2009年09月18日

「トッカ〜」Op.40-No 3(1)

カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」作品40

  第3番 <トッカティーナ>
     (プリズム版 37〜43ページ)

注、
同名の「トッカティーナ」(Op.36)は別の曲。

<形式>

イントロ 1〜7(7)

<1コーラス目>

「A1」 8〜15(8)
「A2」 16〜23(8)
「B1」 24〜35(12)

<2コーラス目>

「A1」 36〜43(8)
「A2」 44〜51(8)
「B1」 52〜62(11)

コーダ 63〜69(7)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<コード進行>

イントロ 1〜7(7)

<1コーラス目>

   「A1」 8〜15(8)

|| Em7 Em7/D | CM7 Bm7 |

| Em7 Em7/D CM7 | A7(4) A7 D7(4) D7(4)/C |

| B7 | A7 | Em7 | Em7 ||

   「A2」 16〜23(8)

|| E7 A7 Em7 A7 | E7 A7 |

| Em7 A7 Em7 E7 | A7 D7(4) D7 |

| B7 | A7 D7(4) | GM7 CM7 | FM7 B7(4) ||

   「B1」 24〜35(12)

|| Em | F♯/E |

| FM7 F♯m7(♭5) B7(♭5) | E E(4)/D |

| C Cm | G G/F | E♭ F/E♭ | B♭/D D♭7 |

| G♭/D♭ A♭7/D♭ | D♭M7 G7 C7 |

| E/B A♯dim/B | B7(4) B7 ||


この後は、<2コーラス目>になります。
posted by テル先生 at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

「間奏曲」Op.40-No 7(2)

カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」作品40

第7番 <間奏曲> Op.40-No 7
   (プリズム版 72〜80ページ)

前回「A1」「A2」の続きです。

        ☆

   [B1] 21〜28(8)

|| E♭7 A♭7 | Fm7 B♭7 |

| E♭7 A♭7 | A♭m7 D♭7 |

| G♭M7 Gm7 C7 | FM7 Am7 A♭7 |

| Gm7 C7 | Fm7 B♭7 ||

   [B2 ] 29〜38(10)

|| E♭7 A♭7 | Fm7 B♭7 |

| E♭7 A♭7 | A♭m7 D♭7 |

| G♭M7 C7 | Fm7 B♭7 |

| E♭7 G♭m6 | Fm7 C♭7 B♭7 |

| E♭7 A♭7 | D♭M7 ||

 経過部 39〜42(4)

|| B♭7(♭9) | Bm7(♭5) | E7 | F♯m7 || 

この後は、2コーラス目に入ります。
posted by テル先生 at 21:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月16日

「間奏曲」Op.40-No 7(1)

カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」作品40

 第7番 <間奏曲> Op.40 - No 7
  (プリズム版 72〜80ページ)

<形式>

 Intro. 1〜4(4)

   <1コーラス目>5〜38(34)

「A1」 5〜12(8)

「A2」 13〜20(8)

「B1」 21〜28(8)

「B2」 29〜38(10)

 <経過部> 39〜42(4)

   <2コーラス目>43〜74(32)

「A1」 43〜50(8)

「A2」 51〜58(8)

「B1」 59〜66(8)

「B2」 67〜74(8)

   <3コーラス目>75〜97(23)

「A1」 75〜78(4)

「A2」 79〜82(4)

「B1」 83〜86(4)

「B2」 87〜97(11)

 Coda 98〜101(4)

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<コード進行>

 Intro 1〜4(4)

| D♭M7 | G♭7 | D♭M7 | G♭7 |

   [A1]5〜12(8)

| C♭7 B♭7 | E♭m7 A♭7 Adim |

| B♭m7 B♭m7/A♭ | Gm7(♭5) C7 |

| Fm7 Fm7(♭5)/E♭ | B♭7/D B♭7 |

| Ddim/E♭ E♭m7 | A♭7 G♭7 |

   [A2]13〜20(8)

| F7 C♭7 B♭7 F♭7 | E♭m7 A♭7 Adim |

| B♭m7 B♭m7/A♭ | Gm7(♭5) C7 |

| C♯m7/B F♯7/B | F♯7/B B7 |

| EM7 | A7 |

この後「B1」(21〜)に進みます。
posted by テル先生 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月06日

カプースチンの「冗談」(2)

カプースチン「冗談」の第2回目を学びましょう。

ブルースを発展させる方法の勉強になります。

チャーリー・パーカー「コンファメイション」も登場。

「8つの演奏会用エチュード」(作品40)
  第5曲目「冗談」(Op.40-No 5)
  (プリズム版 58〜64ページ)

前回は、3コーラス目まで学んだので、
     今回は4コーラス目から始めます。

実は、3コーラス目と4コーラス目は
       同じコード進行なんです。

ここで、前回までの復習をしておきましょう。

1〜2コーラス目は、同じコード進行でした。

 [1]  9〜20 (12)
 [2] 21〜32 (12)

| D7 | D7 | D7 | D7 |

| G7 | G7 | D7 | D7 |

| A7 | G7 | D7 | A7 |

ブルースのもっとも基本的なコード進行です。

これに対して
 3〜4コーラス目は、発展させた進行になります。

 [3] 33〜44 (12)
 [4] 45〜56 (12)

| D7 | G7 | D7 | D7 |

| G7 | C7 | D7 | D7 |

| B♭7 | E♭7 A7 | D7 | A7 |

さて、1と2が同じ、3と4が同じ、ということは、
    5と6コーラス目も、ひょっとして同じかな?

「どう思いますか?」

わかりますよね。ファンの人は…。

同じものを、2回ずつ(わざと)見せておく。

そして、
お膳立てが調ったところでマジックが始まる。

「ああ、ワクワクするなあ」

今回は、どんなマジックを見せてくれるのかな。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

5コーラス目のコード進行を調べましょう。

 [5] 57〜68(12)

| D7 | D7 G7 | D7 | E♭m7 A♭7 |

| G7 | G7 | D7 | D7  Bm7 B♭7 |

| A7 | G7 | D7 | A7 |

「あれ〜、ほとんど基本に戻っているね」

4小節目、本来は「D7」ですが、
「A♭7」は「D7」の代理コード。
(前回学びましたね。裏コード)

「E♭m7」は、「A♭7」のUm7 です。

表のUm7 X7 「Am7 D7」に対して、
裏のUm7 X7「E♭m7 A♭7」になります。

カプースチンは、裏のUm7 X7 もよく使います。

8小節目は、次の「A7」に行く「Um7 X7」。

「Bm7 E7」ですが、「E7」を裏にして「B♭7」

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

5コーラス目で単純化した後、
 6コーラス目は、いったいどうなるんでしょうね。

単純化?複雑化?どちらだと思いますか?

な、な、なんと、両方なんです!

相反するものを両立させるなんて
    はたして本当に出来るのでしょうか?

 [6] 69〜82(10+4=14)

このコーラスは12小節ではなく
         14小節になっています。

11小節目「D7」が4小節引き延ばされています。

| D7 | C♯m7(♭5) F♯7 | Bm7 | Am7 D7 |

| G7 | G7 | D7 | D7 |

| A7 | G7 | D7 | D7 | D7 | D7 |

ここで注目すべき進行は、1〜4小節目ですね。

これが複雑化。

それに対して、5小節目からは
1〜2コーラス目の基本の進行に戻しています。

これが単純化。

さて、1小節目の「トニック」から
5小節目「サブドミナント」へ行く有名なコード進行。

チャーリー・パーカーの「コンファメイション」
       を知っていますか?

セッションでよく演奏するパーカーの代表作です。

ジャズを演奏する人なら必修課題曲として有名。

「Confirmation」 Charlie Parker

| F | Em7(♭5) A7 | Dm7 G7 | Cm7 F7 | B♭7 |〜

この進行を「キーF」から「キーD」に移調します。

☆パーカー「コンファメイション」

| D | C♯m7(♭5) F♯7 | Bm7 (E7) | Am7 D7 |

☆カプースチン「冗談」

| D7 | C♯m7(♭5) F♯7 | Bm7 | Am7 D7 |

よ〜く見て下さいよ。

3小節目の「E7」がないだけですね。
パーカーの曲も出版社によっては
         「E7」がない譜もありました。

とにかく、
 この進行は有名なので12キーで練習して
    いつでも弾けるようにしています。

カプースチンは、この4小節を活かして
その後は基本のコード進行に戻していますね。

しかし、楽譜やCDでわかるように、
コード進行は単純化しても、他の要素、リズム、
左手の伴奏で変化を付けて展開させています。

最後の「D7」を4小節に引き延ばしたのは、
アドリブ・コーラスの終わりであると同時に、
次の7コーラス目からテーマに戻るので、
イントロ的な意味も持たせています。

本当のイントロ(1〜8)は8小節でしたから、
  ここでは半分の4小節にしたのでしょう。

それも、
カプースチンがよく使うトリッキーなリズム遊び。

これこそ本当にマジックみたいじゃないですか!

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、アドリブ・コーラスを盛り上げておいて、
 7コーラス目でテーマに戻り静かに終わる。

…と思ったら、とんでもない、とんでもない。

私たちは、またも裏をかかれることに…。

う〜ん、カプースチンを相手にする時は
          絶対に油断しちゃダメ。

    この続き、お楽しみに!
posted by テル先生 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月05日

カプースチンの「冗談」(1)

今回は、カプースチンの「冗談」を学ぶ。

「冗談を学ぶ」と言っても、
カプースチンと川上昌裕先生が
メールで冗談を言い合っている話の報告ではない。

「冗談」という曲(Dブルース)の分析をするんだよ。

この曲は「8つの演奏会用エチュード」(作品40)
に収録されている第5番目の曲なんだ。
 コード進行は単純なんだけど、楽譜は複雑。

8つの演奏会用エチュード 作品40(プリズム版)

CDを聴くと、もっと複雑で難解だ。

自作自演集「8つの演奏会用エチュード」

「どこを弾いているのか、まったくわからない?」

いや、仮に最初わかったとしても、
         途中で必ず小節を見失うだろう。

これが、カプースチンの高級な「冗談」なんだね。

一流の高級な「冗談」に大衆はついていけない。

しかし、それを分析、解明し、解説するつもりだ。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回は、曲の形式、全体の構成、
     そしてコード進行を途中まで学ぼう。

「8つの演奏会用エチュード」(作品40)
  第5曲目「冗談」(Op.40-No 5)
  (プリズム版 58〜64ページ)

ブルースは、1コーラス12小節で出来ている。

1小節目の上に<イントロ>と書いたら、
   各コーラスが始まる小節の上に
     「1」〜「8」の番号を書き込んでおこう。

Intro 1〜8 (8)

[1]  9〜20 (12)

[2] 21〜32 (12)

[3] 33〜44 (12)

[4] 45〜56 (12)

[5] 57〜68 (12)

[6] 69〜82 (10+4=14)

[7] 83〜94 (12)

[8] 95〜108 (10+4=14)

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

出来たかな?

それでは、コード進行を書き込もう。

[ I ntro ] 1〜8

| D7 | (〜8〜)

まず「イントロ」の8小節は、すべて「D7」なので、
1小節目の上だけに「D7」と書いておけばいい。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1コーラス目は、ブルースの基本コード進行だ。

 [1] 9〜20(12)

| D7 | D7 | D7 | D7 |

| G7 | G7 | D7 | D7 |

| A7 | G7 | D7 | A7 |

最後の小節(20)「A7」を正確に書くと「E♭/A7」。

「A7」の上に「E♭」の3和音が乗っているよね。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2コーラス目も基本的なブルースのコード進行だ。
1コーラス目と同じだね。 

 [2] 21〜32(12)

| D7 | D7 | D7 | D7 |

| G7 | G7 | D7 | D7 |

| A7 | G7 | D7 | A7 |

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

当たり前のブルースを2コーラス聴かせておいて、
3コーラス目から「カプースチン・マジック」が始まる。

この3コーラス目と1〜2コーラス目は、
 どこが違うのか?よく比べてみよう。

 [3] 33〜44(12)

| D7 | G7 | D7 | D7 |

| G7 | C7 | D7 | D7 |

| B♭7 | E♭7 A7 | D7 | A7 |

2小節目「G7」
古いブルース以外は、ここで当然「W7」を使う。
セッションなどでも当たり前なので覚えておこう。

6小節目「C7」
これも、よくやるかな。2小節目「G7」は必ずだけど、
   これは「時によって」ぐらいの感じかな。
サブドミナント・マイナー「Gm6」の代理コードだね。

さて、3コーラス目の注目するべきコードは、
   9小節目「B♭7」と、10小節目「E♭7」だな。

「E♭7」は、「A7」(ドミナント)の代理コードだ。

ドミナント♭7・コードの減5度上のドミナント♭7が
代理コードになる。

なぜ?

♭7コードの特徴である大切な音(三全音)、
     3と♭7が共通だからだ。

「A7」の3度(♯ド)、♭7度(ソ)

「E♭7」の3度(ソ)、♭7度(♭レ)

まったく同じ音だよね。異名同音だけれど。

次に「B♭7」は、何だろう?

何でこんなところで使えるの?

これは「A7」(ドミナント)に行くための「E7」だね。

セカンダリー・ドミナント(第2のドミナント)の1つ。

ジャズでは、ファイブ・オブ・ファイブ。
クラシックの和声学では、ドッペル・ドミナント。

その「E7」の代理コード(減5度上)が「B♭7」なんだ。

日本では、この関係(ドミナントの代理)のことを
俗に「裏コード」って言うんだ。

話を整理しよう。

ここの本来のコードは

| E7  | A7 | D7 |

|U7 |X7|T7|

まず「A7」を代理コードにする。

|E7 |E♭7|D7|

次に「E7」も代理コードにする。

|B♭7|E♭7|D7 |

「裏のドミナント・モーション」が出来上がりだ。

カプースチンは頻繁に裏コードを使うんだよ。
 そして、みんなの「裏をかく?」わけなんだ!
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2009年09月02日

「フィナーレ」Op.40-No 8(2)

「フィナーレ」Op.40-No 8 
  分析の続き。第2回目ですね。

今までに学んだのは、

イントロ(序奏) 1〜4

[A] 第1主題  5〜46
[B] 第2主題 47〜62

今回は、この後なのですが、
[C] と言っていい部分です。

[A] でも、[B] でもないので、[C] です。

まず、[C1] は、「キーE♭」ですが、
[C2] は完全5度上に転調して「キーB♭」になります。

特徴的な点は、
  どちらも最初の2小節は同じモチーフ。
     その後は自由な変奏になります。

この特徴は再現部でも同じで、
 ここでは「キーF」で現れて、
  次に完全5度上の「キーC」で出て来ます。

やはり、どちらも最初の2小節は同じモチーフですね。
 (今回は、そこまで進みませんが研究して下さい)

[C1] 149〜|F | B♭ Am7 |〜

[C2] 157〜| CM7 | FM7 Em7 |〜

それでは
今回は、以下の小節までコードを書き込んで
じっくり研究してみて下さい。

[C1] 63〜70(8小節)

| E♭M7 | A♭M7 Gm7 | Fm7 | B♭7 |

| E♭7 | A♭m7 D♭7 | G♭M7 | C♭M7 |

   [C2] 71〜78(8小節)

| B♭M7 | E♭M7 Dm7 | Gm7 C7 | F7(4) F7 |

| (B♭M7) B♭7 | E♭m7 A♭7 | D♭M7 | G7 |

この後は
再現部まで、ドミナントが続きます。

次回は、そこから始めます。
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2009年09月01日

「フィナーレ」Op.40-No 8(1)

「フィナーレ」Op.40-8

「夢」(Op.40-No 2)を分析するには
 「フィナーレ」(Op.40-N0 8)を
   知らなければならない。

そこで「フィナーレ」も
    分析することにしました。

昨夜、話題にしました第2主題は、

[B1] 47〜 と [B2] 55〜 です。

それぞれの2小節前にも、

問題の

 | D/C | Cm7 | が、ありますよね。

区切るところは、
「Cm7]の後でいいと思うのですが…?

各自、研究して下さい。

  [ I ] 1〜4

| Fm Gm/F | A♭/F B♭/F |

| Fm Gm/F | A♭/F B♭/F |

  [A1] 5〜12(8)第1主題

| Fm7 | Fm7 C7 | Fm | B♭/C |

| Fm7 | Fm7 | B♭7 | B♭7 |

  [A2] 13〜24(12)

| B♭m7 | B♭m7 E♭7 | A♭M7 | D♭M7 |

| Dm7(5) | G7 | CM7 | G7/C |

| CM7 | G7/C | Gm7(5)/C | C7 |

  [A1] 25〜32(8)

| Fm7 | Fm7 C7 | Fm | B♭/C |

| Fm7 | Fm7 | B♭7 | B♭7 |

  [A2] 33〜46(14)

| B♭m7 | B♭m7 E♭7 | Cm7 | D♭M7 |

| C♯m7 | F♯7 | BM7 | D/E |

| AM7 | F♯m7 | B7(4) | (Bm7) B7 |

| D/C | Cm7 |

  [B1] 47〜54(8)第2主題

| Fm7 | Gm7 | A♭M7 | B♭7(4) B♭7 |

| E♭M7 | C♭M7 | D/C | Cm7 |

  [B2] 55〜62(8)

| Fm7 | Gm7 | A♭M7 | Am7 D7(4) D7 |

| Gm7 | Gm7 C7 | Fm7 | B♭7 |

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この後、「C1」に続きます。

お楽しみに!
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2009年08月31日

「夢」Op.40-No 2分析(4)

今回は「夢」(Op.40-No 2)の形式について、
  [B] をどこで区切るか迷っていて、
 もう1度よく検討して修正するかも…?

この曲の[B] 部分は8曲目「フィナーレ」の
  第2主題を使っているので、両方の曲を
よく分析し、比較検討しなくてはいけません。

今日はもう時間がなく、本日中の投稿は無理なので
夜中にこの記事に追加修正して再び投稿予定です。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その後、朝まで8曲目「フィナーレ」全体を分析し、
  コード進行をパソコンに入力しました。

「フィナーレ」を理解しないと
      「夢」の中間部がわからないからです。

「夢」(Op.40-No 2)の中間部は、23小節目から。

 4分の3拍子になった(「Cm7」)ところです。

ただし、メロディが出て来るのは、4小節後、
 コードが「Fm7]、27小節目ですよね。

そうすると、
 この4小節(23〜26)の「Cm7」は何?

   中間部の序奏かな?

[B1] を、この前は以下のように書いたけれど、

  [ B1-a] (23〜38)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | 

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |〜

 次のように書いた方がいいかもね?

  [ I ] 23〜26(中間部序奏)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | 

  [B1-a] 27〜

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |〜

この方が、

メロディが現れる小節で区切るから分かりやすい

   と思うけれど、困るのはこの後。

「Fm7」の前に必ず現れる「Cm7]4小節の変形。

   | D/C | D/C | Cm7 | Cm7 |

これが、39〜42、59〜62、74〜78に出て来る。

その度に「序奏的」に扱って、
  この4小節を、各[B] の最初にしたけれど、
    最後にした方がいいかもしれない。

    [ I ] 23〜26(中間部の序奏)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | 

    [B1-a] 27〜42(16小節)

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここ

    [ B2-b] 43〜62(16小節)

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7(4) D7 |

| GM7 | GM7 | CM7 | CM7 |

| FM7 | FM7 | F♯m7(♭5) | B7 |

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここだ!

    [ B3-a] 63〜78(16小節)

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここだぞ!

    [ B4-b] 79〜?

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7 |

| Gm7 | Gm7 | D♭M7 Gm7(♭5) | C7 G♭7 | 〜

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今までの区切り方も以下に書いておいた。
  (「Cm7」4小節を「前に」置いた例)

上例(「Cm7」を「後に」置いた)と比べて、

     どちらがいいと思う?

上の方が正解かな?

カプースチン本人に訊かないと、わからないか?

            ☆

    [ B1-a] (23〜38)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | ←これ

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

    [ B2-b] (39〜58)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここね

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7(4) D7 |

| GM7 | GM7 | CM7 | CM7 |

| FM7 | FM7 | F♯m7(♭5) | B7 |

    [ B3-a] (59〜74)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここよ

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

    [ B4-b] (75〜)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここだべさ

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7 |

| Gm7 | Gm7 | D♭M7 Gm7(♭5) | C7 G♭7 | 〜

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

世の中の人が通学、出勤する時間になってしまった。

もう眠たい!お休みなさ〜〜い。
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2009年08月30日

「夢」Op.40-No.2分析(3)

辻井伸行(少年)が弾いている「夢」(動画)分析。

今回は、第3回目ですね。

楽譜は、
カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」Op.40 No.2「夢」

[ B1-a](23〜38)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | 

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

[ B2-b](39〜58)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 |

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7(4) D7 |

| GM7 | GM7 | CM7 | CM7 |

| FM7 | FM7 | F♯m7(♭5) | B7 |

[ B3-a](59〜74)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 |

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

[ B4-b](75〜90)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 |

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7 |

| Gm7 | Gm7 | D♭M7 Gm7(♭5) | C7 G♭7 |

この後は[C]に進みます。

お楽しみに。
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2009年08月29日

「夢」Op.40-No.2分析(2)

辻井伸行(少年)が弾いている「夢」(動画)の分析。

前回は、形式を学びました。

今回からは、コード進行を学びましょう。

楽譜は、カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」
Op.40 No.2「夢」

<形式> 

[ A1] 1〜8(8)
[ A2] 9〜22(14)

今回は、
ここまでのコード進行を楽譜に書き込んで
どのようにコードを使うのか研究しましょう。

<Key A♭>

[ A1] (1〜8)

| B♭m7 B♭m7(♭5) | E♭7 |

| A♭M7 Fm7 | B♭7 |

| B♭m7 Cm7 | D♭M7 Gm7(♭5) C7 |

| Cm7(♭5)/F F7 B♭7(4) | B♭7 |

[ A2] (9〜22)

| B♭m7/E♭ B♭m7(♭5)/E♭ | E♭7 |

| A♭M7 Fm7 | B♭7 |

| B♭m7 Cm7 | D♭m7 G♭7(4) G♭7 |

| C♭M7 F♭M7 | Fm7 B♭7 |

| A♭/E♭ F7 | B♭m7 E♭7 |

| A♭ E♭7/A♭ | A♭ Fm7 B♭m7 E♭7 |

| E♭7/A♭ A♭ | A♭ G7 |

最後の2小節は詳しい説明が必要ですね。

いつか解説しましょう。

この後は[B]のコード進行分析に進みます。

自分でも勉強しておいて下さいね。
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2009年08月28日

「プレリュード」Op.40-No.1(1)

「8つの演奏会用エチュード」Op.40
第1番 プレリュード(No.1 Prelude)

楽譜は、カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」作品40

      または

カプースチン 「ピアノアルバム 1」 にも
「8つの〜」から第1番と第8番が収録されている。

どちらも<プリズム版>だ。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   【序奏部】 1〜12(12)

[ I ]
| B♭/A♭ | A♭m7 | B♭/A♭ | A♭m7 |

| Gm7 | A/G | Gm7 | F♯m7 B7(4) |

| Fm7 B♭7(4) | Fm7 B♭7(4) |

| E♭M7 A♭7(4) | D♭M7 G7(4) |

   【テーマ】 13〜40

[A1] 13〜20(8)
| CM7 B♭m7(13) | A♭M7 D♭M7 |

| CM7 B♭m7(13) | A♭7 D♭7(4) |

| Gm7 C7(4) C7 | Fm7 B♭7(4) A♭m7 |

| Gm7 F♯7 | BM7 EM7 |

[B] 21〜28(8)
| E♭M7 B♭7(4) | E♭M7 E♭/D♭7 |

| CM7 F♯m7 B7 | EM7 |

| Am7 B7(4) | Em7 A7 |

| Am7 D7(4) D7 | G7(4) D♭7 |

[A2] 29〜34(6)
| CM7 B♭m7(13) | A♭M7 D♭M7 |

| CM7 B♭m7(13) | A♭7 D♭7 |

| Gm7 C7(4) C7 | Am7 D7(4) D7 |

[ I ] 35〜40(6)序奏部のモチーフ

| G7(4) | G7(4) | G7(4) | C7(4) FM7 |


| E♭M7 A♭7(4) | D♭M7 G7(4) |

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

説明しなければいけないことが沢山あるが、
  解説は別の機会にしようと思っている。

この後(41〜)からは、変奏部。
ジャズでいうならアドリブ・コーラスになる。
posted by テル先生 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

「夢」Op.40-No.2(1)

辻井伸行(少年)が弾いている「夢」(動画)の分析。

楽譜は、
カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」Op.40 No.2「夢」

いつものように形式、全体の構成を書き込もう。

<形式> 

[ A1] 1〜8 (8)
[ A2] 9〜22  (14)

[ B1-a] 23〜38 (16)
[ B2-b] 39〜58 (20)

[ B3-a] 59〜74 (16)
[ B4-b] 75〜90 (16)

[ C1] 91〜119(29)

[ A3] 120〜133(14)

[ Coda]  134〜138(5)

この後、コード進行分析に進みますが、
まずは自分で勉強しておいて下さいね。

少なくても「A1〜A2(1〜22)」までは
調べておきましょう。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本日から「カプースチン分析研究」を毎日、
 少しずつでも連続で投稿するつもりです。

プリズム版の5冊それぞれから最低1曲を選んで、
  つまり5曲(以上)交互に投稿しますので、
    いろいろな曲が同時進行で学べますよ。

明日は別の曲、さらに翌日は別の曲という感じで
  数日後に今回の「夢」に戻ってくる予定です。
posted by テル先生 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月01日

m7コードの上部和音

「カプースチンの法則」

<法則 A>
「m7」コードのフレーズを作る時に、
そのコードの第5音から始まる「m7」を使う。

例えば、「Am7」の時に
     第5音「E」から始まる「Em7」を使う。

アドリブの時でも、作曲の時でもいい。

左手は「Am7」を弾き、
右手は「Em7」でアドリブする。

この話は
「ショパン」誌(08年10月号106〜7ページ)
に書きましたけれど、今回は、その続きを書きます。

           ☆

「ショパン」誌では、

カプースチン「8つの演奏会用エチュード」
(作品40)第1番「前奏曲」を取り上げて説明。

その時は、ページ数の関係で書きませんでしたが、
次の<法則 B>も<法則 A>と同じ効果です。

<法則 B>

「m7」コードの時に、全音下の長3和音を使う。

例えば、
「Gm7」の時に、全音下の「F」を使う。

<法則 A>と<法則 B>が同じ効果
という理由を説明しましょう。

「Gm7」を例にして説明すると、

<法則 A>では上部で「Dm7」を使う。

この「Dm7」(レ、ファ、ラ、ド)の「レ」を省略すると
<法則 B>の「F」(ファ、ラ、ド)になりますよね。

「Gm7」から見たら「レ」は第5音なので省略可。

そうすると「Gm7」から見て

「Dm7=レ、ファ、ラ、ド=(5、♭7、9、11)」

「F=ファ、ラ、ド=(♭7,9,11)」になり、

どちらも上部テンション音(9、11)を含むので

効果としては同じようなものなのです。

           ☆

<研究課題>

カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」作品40
第1番 前奏曲。

以下の小節を分析しましょう。

 17、19、33、61の各小節。
posted by テル先生 at 09:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする