「ピアノのための6つの小品」(作品133)
この曲「Op.133」の誤植報告は、第7回目ですね。
過去記事を見て下さい。
カテゴリ ⇒ <誤植>発見報告の中にあります。
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33小節、上段1拍目「G♭音=♭ソ」は
「♭」を消して「ナチュラル」を付ける。
<理由1>
前小節(32)上段、
最後の音は「F♯音」なので、
このままでは異名同音になってしまう。
「F♯音」と「G♭音」
<理由2>
前小節(32)に「G♯音」もあるので
33小節の1拍目「G音」は
「♭」を消すだけでなく、
親切記号で「ナチュラル」を付ける。
<理由3>
この小節(33)のコードは
「D♭M7」で
第5音=「A♭音」に上下から
「G音」⇒「B♭音」⇒「A♭音」と
解決する音(アプローチ・ノート)になる。
<理由4>
決定的な理由は、
作曲者本人の楽譜には「G音」に
「ナチュラル」が付けてある。