2013年01月11日

「ジ・エンド・オブ・ザ・レインボー」形式

今回の「カプースチン・リターンズ」研究分析は、
「The End of the Rainbow」Op.112
「ジ・エンド・オブ・ザ・レインボー」
(虹の果て)の<形式>を学びましょう。

楽譜は
「ピアノアルバム 1」(プリズム版)
 83ページから91ページまで。

この曲の形式を大きく見ると〜

前半部(1〜56)と
後半部(57〜112)に分けられ、
その後、
主題「A」再現(113〜122)と
コーダ(123〜130)になります。

これだけでは大雑把過ぎるので、
さらに細かく形式を見ていきましょう。

自分の楽譜に形式を書き込んで下さい。

<前半部>

テーマ(主題提示)
「A1」 1〜8(8)
「A2」9〜16(8)
「B1」17〜24(8)
「A3」25〜36(12)
「C1」37〜44(8)
「C2」45〜56(8+4=12)

<後半部>

(前半部の変奏)
「A1」57〜64(8)
「A2」65〜72(8)
「B1」73〜80(8)
「A3」81〜92(12)
「C1」93〜100(8)
「C2」101〜112(8+4=12)

主題再現部(「A」のみ)

「A1」113〜122(10)

<コーダ>
123〜130(8)

以上です。

<注>
前半の「C1」「C2」と
後半の「C1」「C2」では
あまりにも違うのではないか?
と思う人がいるかもしれませんが、
ここは転調しているのです。

前半部と後半部の「C1〜2」は、
それぞれ何のキーなのか、
わかりますか?

近い内に、詳しく説明しますので
お楽しみに。


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