2010年01月04日

「24のプレ〜」Op.53-17(8)

新年を迎えて昨日(3日)分析を再開しましたが、

今日(4日)は「偽終止」について学びましょう。

カプースチン「24のプレリュード 作品53」
    第17番 変イ長調 アレグレット

KAPUSTIN
 「24 Preludes op.53」(No.17 A♭major )

今回(第8回目)は、
前回書き終わったコード進行の補足説明です。

楽譜カプースチン「24のプレリュード」(作品53)
プリズム版17曲目、88ページを開いて下さい。

この曲のテーマは、本来なら下から2段目、
63小節目にコード「A♭」(トニック)が来て
終わるはずです。

装飾的なコードを省略して
基本のコード進行を書くと〜

|B♭7|E♭7|A♭|A♭|

ところが、ここで偽終止が使われています。

「E♭7」(ドミナント)から
「A♭」(トニック)へ行かずに
「Cm7」(トニック代理)に行ってしまうのです。

|B♭7|E♭7|Cm7|F7|

|B♭7|E♭7|A♭|A♭|

そしてもう1度同じコード進行に戻ります。

この進行はジャズでよく使われる
「偽終止」ですので覚えておきましょう。

普通は
「B♭7」が
「B♭m7」になっている場合が多いです。

|B♭m7|E♭7|Cm7|F7|

|B♭m7|E♭7|A♭|A♭|

「Cm7」が
「Cm7(♭5)」になる場合もよくあります。

|B♭m7|E♭7|Cm7(♭5)|F7|

|B♭m7|E♭7|A♭|A♭|


posted by テル先生 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 「24のプレリュード」op.53 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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