2009年11月15日

「モード奏法」とは?(8)

前回の話、わかったかな?

余計なお世話かもしれないけれど、
わからない人のために、もう少し説明しよう。

「ドリアン」や「フリジアン」と言われても
普通の人は、よくわからないよね。

でも「自然的短音階」なら何となくわかるよね。
(ジャズ理論ではなく、楽典に出てくるからね)

だから、
まず「自然的短音階」を12キーで練習する。

そして完全に覚える。

ここまでが第1段階。

次は「前回の表」を見てみよう。

マイナー系モード3種の「どこが違うのか」調べる。

「エオリアン」の第6音を半音上げると
「ドリアン」になり、

「エオリアン」の第2音を半音下げると
「フリジアン」になる訳だ。

だから、

「エオリアン」(自然的短音階)さえ
  完全に覚えておけば

後の2つ(計3つ)のマイナー系モードは
  覚えたことになる。

「ドリアン」

1,2,♭3,4,5,6,♭7,

「エオリアン」(自然的短音階)

1,2,♭3,4,5,♭6,♭7,

「フリジアン」

1,♭2,♭3,4,5,♭6,♭7,

ここまでをよく読んで、実際に
五線紙に音符を書いて学ぶといいよ。
posted by テル先生 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 分析のためのジャズ理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。