「ドリアン」から始めるといい。
と、以前説明したけれど練習しているかな?
練習した人は、
今回は「エオリアン」を練習しよう。
「エオリアン」なんて言うと
「難しそうだ」と思うかもね。
でも、簡単なんだ。
「自然的短音階」のことだからね。
「ドリアン」「フリジアン」のように
教会旋法で言うと
「エオリアン」と言うだけのことなんだ。
「D エオリアン」=D 自然的短音階
「レ、ミ、ファ、ソ、ラ、♭シ、ド」だよね。
<課題1>
左手コード|Dm|Gm|を繰り返して
右手「D エオリアン」で即興演奏をしよう。
<課題2>
12キーでも練習するんだぞ!
☆
「D ドリアン」との違いも学ぼう。
<課題3>
左手コード|Dm|G|を繰り返して
右手は「D ドリアン」でアドリブしようぜ。
「レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」だよね。
「エオリアン」との違いは第6音。
「シ」、「♭シ」の違いだけだ。
「ドリアン」は、
すでに12キーで弾けると思うけれど
まだ弾けない人は、この機会に始めよう。
こうやって気楽に遊んでいるうちに、
即興演奏の感じがわかってくるし、
音階を自然に覚えていく。
スケールは、
ジャズコードを作る時にも関係してくるから、
いろいろな意味でマスターしておいた方がいい。
ジャズ・アドリブや、カプースチンの分析でも
ジャズ理論的知識が必要だから
普段から課題をしっかり練習しておこう。