2009年10月08日

「24のプレ〜」Op.53-19(2)

カプースチン
「24のプレリュード 作品53」
  第19番(プリズム版93ページ)

今回は、第19番の第2回目。

前回は「A1」1〜8(8)だったので

今回は「A1」の次「A2」から始める。

キーは「E♭」だ。

「A2」9〜16(8)

|| E♭ F/E♭ | E7/E♭ E♭7 G7 |

| A♭7 | (G♭dim) F7 |

| E♭ D♭7 C7 | F7 B♭7 |

| E♭ E♭7/G A♭ C♭/A | B♭7 E♭ ||

前回と、どこが違うのか比べてみよう。

12小節目「G♭dim」の左手ベース音「ソ」は
      ミスプリで「♭ソ」だね。

楽譜の4小節目、28小節目、
同じコード進行のところを見たらよくわかるよ。

15小節目は
  「E♭」のコードが1つしかないところで
       よく使う手法。

エンディングなどで聴いたことあるでしょう?

一つのパートが
「♭ミ、ソ、♭ラ、(ナチュラル)ラ、|♭シ」
     と上がって行き、

もう一つのパートが
「♭ミ、♭レ、ド、♭ド、|♭シ」と下がる。

ピアノで弾くなら上がるラインを左手で、
  下がるラインを右手で弾くといいよ。

もちろん、その逆でもいいけれど…。

コードを弾かなくても、
2つのラインを同時に弾くだけで楽しめるよ。

ぜひ弾いて、遊んでみてね。


posted by テル先生 at 23:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 「24のプレリュード」op.53 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
テル先生、毎日ありがとうございます(^o^)丿

今日の、15小節目4拍目なのですが、ドが♭なので、
F7(♭5)/A または C♭7/A のような感じではないかと
思うのですが…(増六?)。
Posted by さちぴょん at 2009年10月09日 01:48
そうですね。
ここは難しいところですが、
「C♭/ A」にしました。
「C♭」を三和音にして、
 ベースを「A」にする。

これがサウンド的に
1番しっくりいく感じです。

「C♭7」でもいいですよ。
7度はベースに来ているので
上は省略しただけですから…。

ここの説明は、時間のある時に
 じっくりやりましょう。
Posted by テル先生 at 2009年10月09日 19:04
早速のご回答をありがとうございます!
引き続きがんばります!
Posted by さちぴょん at 2009年10月09日 22:53
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック