「24のプレリュード 作品53」
第19番(プリズム版93ページ)
今回は、第19番の第2回目。
前回は「A1」1〜8(8)だったので
今回は「A1」の次「A2」から始める。
キーは「E♭」だ。
「A2」9〜16(8)
|| E♭ F/E♭ | E7/E♭ E♭7 G7 |
| A♭7 | (G♭dim) F7 |
| E♭ D♭7 C7 | F7 B♭7 |
| E♭ E♭7/G A♭ C♭/A | B♭7 E♭ ||
前回と、どこが違うのか比べてみよう。
12小節目「G♭dim」の左手ベース音「ソ」は
ミスプリで「♭ソ」だね。
楽譜の4小節目、28小節目、
同じコード進行のところを見たらよくわかるよ。
15小節目は
「E♭」のコードが1つしかないところで
よく使う手法。
エンディングなどで聴いたことあるでしょう?
一つのパートが
「♭ミ、ソ、♭ラ、(ナチュラル)ラ、|♭シ」
と上がって行き、
もう一つのパートが
「♭ミ、♭レ、ド、♭ド、|♭シ」と下がる。
ピアノで弾くなら上がるラインを左手で、
下がるラインを右手で弾くといいよ。
もちろん、その逆でもいいけれど…。
コードを弾かなくても、
2つのラインを同時に弾くだけで楽しめるよ。
ぜひ弾いて、遊んでみてね。
今日の、15小節目4拍目なのですが、ドが♭なので、
F7(♭5)/A または C♭7/A のような感じではないかと
思うのですが…(増六?)。
ここは難しいところですが、
「C♭/ A」にしました。
「C♭」を三和音にして、
ベースを「A」にする。
これがサウンド的に
1番しっくりいく感じです。
「C♭7」でもいいですよ。
7度はベースに来ているので
上は省略しただけですから…。
ここの説明は、時間のある時に
じっくりやりましょう。
引き続きがんばります!