2009年09月02日

「フィナーレ」Op.40-No 8(2)

「フィナーレ」Op.40-No 8 
  分析の続き。第2回目ですね。

今までに学んだのは、

イントロ(序奏) 1〜4

[A] 第1主題  5〜46
[B] 第2主題 47〜62

今回は、この後なのですが、
[C] と言っていい部分です。

[A] でも、[B] でもないので、[C] です。

まず、[C1] は、「キーE♭」ですが、
[C2] は完全5度上に転調して「キーB♭」になります。

特徴的な点は、
  どちらも最初の2小節は同じモチーフ。
     その後は自由な変奏になります。

この特徴は再現部でも同じで、
 ここでは「キーF」で現れて、
  次に完全5度上の「キーC」で出て来ます。

やはり、どちらも最初の2小節は同じモチーフですね。
 (今回は、そこまで進みませんが研究して下さい)

[C1] 149〜|F | B♭ Am7 |〜

[C2] 157〜| CM7 | FM7 Em7 |〜

それでは
今回は、以下の小節までコードを書き込んで
じっくり研究してみて下さい。

[C1] 63〜70(8小節)

| E♭M7 | A♭M7 Gm7 | Fm7 | B♭7 |

| E♭7 | A♭m7 D♭7 | G♭M7 | C♭M7 |

   [C2] 71〜78(8小節)

| B♭M7 | E♭M7 Dm7 | Gm7 C7 | F7(4) F7 |

| (B♭M7) B♭7 | E♭m7 A♭7 | D♭M7 | G7 |

この後は
再現部まで、ドミナントが続きます。

次回は、そこから始めます。
posted by テル先生 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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