2009年12月31日

09年どうもありがとう!

2009年も、あと少しで終わります。

いつもブログを読んでくれて
      ありがとうございました。

また来年も「カプースチン分析」を続けます。

まだまだいろいろなことが学べますよ。

お楽しみに!
posted by テル先生 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | テル先生の研究日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月30日

来年は何をしようか?

いよいよ今年も残り1日。

あなたは来年どうなっているでしょう?

何か計画を立てていますか?

私も、じっくり考えようと思います。

興味のあることが沢山あり過ぎて、
全部に手を出す訳にはいきません。

対象をいくつかにしぼって…
と、考えているところです。

毎年、同じことを言っていますが、
来年は進歩向上する年にしたいですね。
posted by テル先生 at 23:48| Comment(1) | TrackBack(0) | テル先生の研究日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月29日

「24のプレ〜」Op.53-17(6)

カプースチン「24のプレリュード 作品53」
    第17番 変イ長調 アレグレット

KAPUSTIN
 「24 Preludes op.53」(No.17 A♭major )

今回(第6回目)は、
形式「D」のコード進行を書き込みましょう。

楽譜は、
カプースチン「24のプレリュード」(作品53)
   プリズム版の17曲目です。

87ページ上から3段目、2小節目から
1番下の段、2小節目まで。

<形式>と<コード進行>

   「D」  41〜48(8)

|Am|Am7 A♭7|

|Cm(Bass G) Fm6|

|Am7♭5(Bass E♭) D7|

|D♭M7|D♭(Bass C) B♭m7|

|Bm7 E7|B♭m7 E♭7|

3小節目が難しいですね。
別の解釈もあると思いますが、
現在の私の解釈では、これが1番いいかな?と…。
posted by テル先生 at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 「24のプレリュード」op.53 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月28日

「24のプレ〜」Op.53-17(5)

「カプースチンはマジシャン?」
という話を以前したことがありましたよね。

ごく普通の現象を見せる。
 もう1度、同じ現象を見せる。
  さらに、もう1度…。
「あら不思議現象?」が起きる。

まるでマジシャンのようだ。

実は、
昨日のコード進行にもあったのですが、
気が付きましたか?

1小節に♭7コードが2つあります。
次の小節も♭7コードを2つ入れるとしたら、
  何のコードが相応しいでしょう?

|E7 A7|?7 ?7|

「こんなの簡単じゃん」

|E7 A7|D7 G7|

<正解です!>

では、次の小節は?

「そんなの簡単じゃんか」

|E7 A7|D7 G7|C7 F7|〜

<素晴らしい、正解です>

では、さらに次の小節は?

「そんなのは、もっと簡単じゃんか!」

   と思ったら、あなたの負け。

カプースチンが
ワナを仕掛けて待っているのです。

普通なら、この後どうなるでしょうか?

ここまでは
ドミナント・モーション(完全4度上行)です。

次は、当然…

〜|C7 F7|B♭7 E♭7|

これで「キーC」に転調したコード進行が
「キーA♭」に帰って来ることが出来ますよね。

ところが、
カプースチンは、そんな当たり前のことはしません。

まったく想像もしないことを、さりげなくやる。

|E7 A7|D7 G7|C7 F7|B7 E7|

「B7」は
「F7」の裏コード「C♭7=B7」ではありませんか!

もし、この代理コードを使うなら

〜|C7 B7|B♭7 E♭7|

または、

〜|C7 F7 B7|B♭7 E♭7|

こんな感じで使うのが普通でしょう。

それが、

|E7 A7|D7 G7|C7 F7|B7 E7|

ですからね。

「まさかの展開!」

また、カプースチンにやられてしまいました。

まあ、これがカプースチン作品の楽しみ方?
   の1つでもあるのですけれどね。
posted by テル先生 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 「24のプレリュード」op.53 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

「24のプレ〜」Op.53-17(4) 

カプースチン「24のプレリュード 作品53」
    第17番 変イ長調 アレグレット

KAPUSTIN
 「24 Preludes op.53」(No.17 A♭major )

楽譜は、
カプースチン「24のプレリュード」(作品53)
   プリズム版の17曲目です。

今回(第4回目)は、
形式「C」のコード進行を書き込みましょう。

86ページ最後の小節から
87ページ上から3段目、1小節目まで。

<形式>と<コード進行>

     「C」  33〜40(8)

|Dm7(♭5) Em7 Fm7|A♭7 G7|

|CM7 F7 Em7 E♭dim7|Dm7 Fm6|

|E7 A7|D7 G7|C7 F7|B7 E7|

           ☆

3小節目で「キーC」に転調しています。

|Dm7(♭5)|G7|CM7|

この基本コード進行を複雑化しているのですね。
posted by テル先生 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 「24のプレリュード」op.53 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月26日

「24のプレ〜」Op.53-17(3)

カプースチン「24のプレリュード 作品53」
    第17番 変イ長調 アレグレット

KAPUSTIN
 「24 Preludes op.53」(No.17 A♭major )

楽譜は、
カプースチン「24のプレリュード」(作品53)
   プリズム版の17曲目です。

今回(第3回目)は、
「A2」「B2」のコード進行を書き込みましょう。

85ページ最後の小節から
86ページ1番下の段、2小節目まで。

   <形式>と<コード進行>

   「A2」 17〜24(8)

|A♭|A♭ A♭7|D♭7|Ddim7|

|A♭(Bass E♭) D♭7|G♭7 F7|

|B♭7 F♭7|E♭7|

   「B2」 25〜32(8)

|A♭ D♭7|A♭ D♭7|

|C7 Dm7 D♯dim7 C7(Bass E)|

|F7 C♭7|

|B♭7 C♭7|B♭7 E♭7|

|A♭|A♭|

さらに細かく書ける小節もあります。

上のコード進行を参考にしながら分析して、
 気が付いたコードを書き加えて下さい。
posted by テル先生 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 「24のプレリュード」op.53 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

「24のプレ〜」Op.53-17(2)

カプースチン「24のプレリュード 作品53」
    第17番 変イ長調 アレグレット

KAPUSTIN
 「24 Preludes op.53」(No.17 A♭major )

楽譜は、
カプースチン「24のプレリュード」(作品53)
  プリズム版の17曲目(85ページ)です。

今回(第2回目)からは、
コード進行を書き込んでいきましょう。

<形式>と<コード進行>

  「A1」1〜8(8小節)

|A♭|A♭ A♭7|

|D♭7|D♭7 Ddim7|

|A♭(Bass E♭) E♭7|

|A♭ (G♭7) F7|

|B♭7|E♭7|

  「B1」9〜16(8小節)

|A♭ D♭7 Ddim7|

|A♭7(Bass E♭) D♭7 (G7)|

|C7|F7|

|B♭7|E♭7sus 4 E♭7|

|Cm7 F7|B♭7 E♭7|

細かく書いた小節、
逆に書かなかった小節があります。

楽譜と照らし合わせて書き込みましょう。

ここまでを参考にして
  この後「A2」「B2」〜を
     自分で分析して下さい。
posted by テル先生 at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 「24のプレリュード」op.53 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月24日

「24のプレ〜」Op.53-17(1)

カプースチン「24のプレリュード 作品53」
    第17番 変イ長調 アレグレット

KAPUSTIN
 「24 Preludes op.53」(No.17 A♭major )

最近ずっと「マンテカ」分析を続けていましたが
   今日(クリスマス?)は気分を変えて
久し振りに「24のプレリュード」を分析しましょう。

楽譜は、
カプースチン「24のプレリュード」(作品53)
  プリズム版の17曲目(85ページ)です。

今後は「マンテカ」と他の曲を
   並行して分析していく予定です。

        ☆

<形式>

「A1」 1〜8 (8)
「B1」 9〜16(8)

「A2」 17〜24(8)
「B2」 25〜32(8)

「C」  33〜40(8)
「D」  41〜48(8)

「A3」 49〜56(8)
「B3」 57〜68(12)

<形式>を楽譜に書き込んだら、
    コード進行の分析をしましょう。
posted by テル先生 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 「24のプレリュード」op.53 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

今日は分析の日だった

今日は、
上原ひろみのコピー譜と
カプースチンを分析していた。

ひろみコピー譜は、
今までにないコードの積み重ね方、
アドリブ・コーラスの自由な展開、
ソロ・ピアノ技法など学ぶべきところが沢山ある。

カプースチンは
「マンテカ」を連日投稿中なので、
細かい部分まで徹底的に分析を確認している。

ブログに書くためにやっているので、
今後も少しずつ投稿していくつもりだ。

ところで今年も残り少なくなってきましたね。

年末でもマイペースで勉強を続けましょう。
posted by テル先生 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | テル先生の研究日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

「マンテカ」徹底分析(18)

謎の「C♭7」について連続3回(第15〜17回)
書いてきましたが、今回で「C♭7」の話をまとめ、
次回から先に進む予定です。

初めて読む方は、15回目から順に読んで下さい。

            ☆

なぜ「F7」の代理コードで「C♭7」が使えるのか?

以前、書きましたが復習しましょう。

ドミナント♭7コードの機能を決定する三全音
「3、♭7」が共通だからでしたね。

「F7」
1、3、5、♭7=ファ、ラ、ド、♭ミ

「C♭7」
1、3、5、♭7=♭ド、♭ミ、♭ソ、♭♭シ(ラ)

「F7」の「ラ、♭ミ=3、♭7」と
「C♭7」の「♭ミ、ラ(♭♭シ)=3、♭7」が同じです。

          ☆

さらに、もっと面白い(不思議、興味深い)のは、
2つのコードを両方とも(♭5)にすると、コード・トーン
の4音が、まったく同じ構成音になります。

「F7(♭5)」=<ファ、ラ、♭ド、♭ミ>

「C♭7(♭5)」=<♭ド、♭ミ、♭♭ソ、♭♭シ>
ダブル・フラットを実音で書くと
<♭ド、♭ミ、ファ、ラ>

<ファ、ラ、♭ド、♭ミ>と<♭ド、♭ミ、ファ、ラ>です。

まったく同じコードですよね。
それぞれのコードの第2転回型が代理コードになります。
posted by テル先生 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

「マンテカ」徹底分析(17)

前回まで学んでいた「C♭7」ですが、

17ページ、115ページを見て下さい。

第1ピアノ、左手、3拍目裏。

ここでは「♭♭シ」で書いていますね。

2小節後、117小節にもあります。

ところが、このページ最後の小節(123)は
「ラ=A音」で書いていますね。

同じ「C♭7」なのですが…?

さらに次のページ、さらにその次のページにも…。

115小節と123小節のコード「C♭7」を
よく見て比べて下さい。

鍵盤上では同じことなのですが書き方が違う。

統一した方がわかりやすいと思いますが、
何か深い意味があるのでしょうか?

現在の私にはわかりません。
posted by テル先生 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

「マンテカ」徹底分析(16)

今回は、宿題の<解答>ですので、
問題をやってない人は先に読まないで下さい。

とても簡単で、よく考えると難しい問題でしたね。

「マンテカ」 7ページ、カプースチン番号「2」。
「ヴァンプ 2」 17〜18小節を見て下さい。

<問題>
「第1ピアノ」 17小節目、
3拍目裏、4拍目裏、このコードは何でしょう。

コード・ネームは…?

<解答>
前後は「B♭7」(トニック)ですから
すぐ頭に浮かぶのは「F7」(ドミナント)ですよね。

その証拠に「ラ、♭ミ」=「3,♭7」があります。

「何だ、簡単な問題だね」と思ってはいけません。

実は、ここからが問題なのです。

「F7」と決定するには、
ベースに「F音」がないといけません。

ところが、ここには「ルート」(根音)がない。

「B♭7」が続いている中で一瞬弾くコードですので
ベースは「B♭音」のペダルなんですよね。

そうすると、問題のコードのコード・ネームは?

ひょっとすると、代理コードの「C♭7」かもしれない?

つまり「裏コード」の可能性も…?

どちらにしても「ルート」はないのですからね。

微妙な問題になってくるのです。

しかし、ジャズ理論に詳しいあなたは、
    次のように言うかもしれません。

「もし、C♭7 なら、
コード・トーンは、<♭ド、♭ミ、♭ソ、♭♭シ>で
<3、♭7>は<♭ミ、♭♭シ>なので…」

あなたは、さらに続けて結論を言うでしょう。

「ここは<♭♭シ>ではなく、<ラ>ですから、
やはり<F7>でいいのではありませんか」と…。

そうです、そうです、あなたは素晴らしい!

ルートがないコードを判定する場合、コード進行の
前後関係や、たった1音をヒントに考えるのです。

ですから上記の意見は正しいのです。

と言うことは、正解は「F7」…?

普通なら、そうですね。ここで話は終わります。

ところが、トトロが、あ!打ち間違えた!

ところが、ところが、この話、ドン伝返しがあります。

その答とは…?

「カプースチンは、優しい人だった」

     ということです。

「何のこっちゃ〜!意味わからん?」

    〜 〜 ☆ 〜 〜

わかるように説明しましょう。

<♭♭シ>が理論的に正しくても、
ほとんどの人には、分かりにくいですよね。

そこで、優しいカプースチンは、
実音「ラ」で書いてくれたのです。

その証拠を見せましょう。

8ページ、27小節目を見て下さい。

第2ピアノ、右手2拍目に「♭ド」がありますから、
第1ピアノ、1拍目裏にあるコードは「C♭7」です。

コードの1番下は「ラ」で書いてありますよね。

29,31,33小節も調べましょう。

という訳で、今回の問題の正解は

「C♭7」でいいのでは…?

正確に書くなら

「C♭7 (Bass B♭) 」ですね。

しかし、ルートがないので
「100%正しい」とは言えませんけれど。

この曲では「C♭7」が多く出て来るので、
「多分そうでしょう」と思うのです。

ただ、「F7」と「C♭7」、どちらにしても、
「ドミナント」が使われているのは間違いない。

          ☆

大変長くなりましたが、これで話は終わりです。

と言いたいところですが…。

実は、まだ続きます。
posted by テル先生 at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

「マンテカ」徹底分析(15)

今回は、あなたに、また質問しよう。

とっても簡単そうで、
でも、よく考えると難しい。

そんな問題だ。

前回の問題は「B♭7 sus 4 」が答だった。

今回は、
次の小節「B♭7」になったところから…。

7ページ、カプースチン番号「2」。
「ヴァンプ 2」17〜18小節についての質問。

「第1ピアノ」17小節目、

3拍目裏、4拍目裏、このコードは何でしょう。

コード・ネームは…?

これが問題です。

中級者、上級者は、こう言うかもしれない。

「こんな簡単な問題が、なぜ上級なの?」と…。

確かに、そうだよね。

前後は「B♭7」で、その間に入るコードだから、

これを見ればすぐにわかると思う。

でも、ここはルートがない。

「B♭音」のペダルだ。

そうすると、問題のコードのコード・ネームは?

つまり、表か、裏コードで書くか?

微妙な問題になってくるよね。

ヒントは、この小節だけ見ていてもダメなんだ。

この曲、全体を調べること。

カプースチンが問題のコードをどう書いているか?

          ☆

これでわかったでしょう。

簡単そうに見える問題が中級以上ということが…。
posted by テル先生 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

「マンテカ」徹底分析(14)

今回は、宿題の解答編ですので、
前回を読んでいない人は先に読まないで下さい。

まず、前回の問題を自分で考えてから読むと
    勉強になりますし、身に付きますよ。

7ページ、カプースチン番号「2」。
「ヴァンプ 2」14〜16小節についての質問。

すべて「第1ピアノ」に対しての質問です。

では、ここから「解答編」になります。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<14小節目>
右手、1拍目裏のコードは、
下から「♭ラ、ミ、♭シ」ですが、
コード・ネームは「B♭7」ですので、
構成音は「♭7、♯11、1」ですね。

左手、3拍目裏のコード。
コード・ネームは、「B♭7 sus 4 」ですね。

または、「Fm7(Bass B♭)」でもいい。

この押さえ方、本来なら4声で、

「♭ラ、ド、♭ミ、ソ」=Fm7(♭3,5,♭7,9)

ですが、ベースが「B♭」なので、

「Fm7(Bass B♭)」になります。

「♭ラ、ド、♭ミ、ソ」は、
 「A♭M7」じゃないの?と思う人は
   「A♭M7(Bass B♭)」でもいいですよ。

さて、楽譜を見ると4声ではなく3声です。

なぜ、このように弾いたのでしょう?

メロディーの「♭ミ」があるので
ダブらないように省略したのです。

クラシックでは、よくやる方法です。

<15小節目>
左手、2拍目コード。
コード・ネームは、上と同じで「B♭7 sus 4」
  または
「Fm7(Bass B♭)」です。

なぜ、この押さえ方にしたのでしょう?

「♭ラ、ド、♭ミ、ソ」では1番上の音(ソ)が
メロディー音「ファ」よりも高くなってしまいます。

そこで転回型にしたのです。

ちなみに、この押さえ方、
「朝日の如くさわやかに」(キーCm)のサビ
5〜6小節目 |Fm7|D7|で使えます。

ここは、この押さえ方の方が
次の「D7」(3,♭7,♯9)に行きやすいのです。

4拍目裏は何?

ここは、すぐ前に「♭ミ」があるので省略した。
その方がメロディー「ソ」がはっきり聞こえます。

<16小節目>
左手の2つのコード。
コード・ネームは、同じで「B♭7 sus 4 」です。

押さえ方を少し変えているのは、
メロディーに来ている音を省略したのです。
   (14小節目と同じ理由ですね)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここまで理解出来たでしょうか?

コード・ネームは、
14小節目、最初の「B♭7」以外は
すべて同じで「B♭7 sus 4」になります。

人によっては「Fm7(Bass B♭)」と書きます。

では、最後の問題の解答。

<14〜16小節のフレーズは?>

14小節目、2拍目裏から始まり、
16小節目、最後の音までのフレーズは、

「何のコードのフレーズでしょう?」

答は「Fm7」ですね。

そのままジャズのアドリブで使えますよ。

この答(Fm7)が
コード・ネームのヒントになっていたのですね。

「Fm7(Bass B♭)」

つまり「ベースB♭」の上で
左手は「Fm7」のジャズ・コード、
右手も「Fm7」のフレーズを弾いているのです。
posted by テル先生 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

「マンテカ」徹底分析(13)

今回は、
7ページ、カプースチン番号「2」。
「ヴァンプ 2」14〜16小節について,
 こちらから質問しますので答えて下さい。

すべて「第1ピアノ」に対しての質問です。

ここから楽譜を開いて、
  分析に挑戦してみましょう。

<14小節目>
右手、1拍目裏のコードは何?

下から「♭ラ、ミ、♭シ」ですが、
コード・ネームは「B♭7」でいいので、
構成音を答えましょう。

左手、3拍目裏のコード。
コード・ネームは?
この押さえ方、本来なら4声ですが、
なぜ、このように弾いたのでしょう?

<15小節目>
左手、2拍目コード。
コード・ネームは?
なぜ、この押さえ方にしたのでしょう?

4拍目裏は何?

<16小節目>
左手の2つのコード。
コード・ネームは?
押さえ方を少し変えたのは、なぜ?
明確な理由があります。何でしょう?

       ☆

ここまでの質問に答えられましたか?

実は、答は、ほぼ同じ答になります。

コード・ネームは、
14小節目、最初の「B♭7」以外は
すべて同じコード・ネームになります。

ただし人によって言い方が違いますので、
2〜3種類のどれかを答えていれば正解。
(その2〜3種類って、わかりますか?)

「なぜ、この押さえ方?」も同じ理由です。
(15小節目だけは別の理由ですが…)

それでは最後に、もう1つ質問します。

<14〜16小節のフレーズは?>

14小節目、2拍目裏から始まり、
16小節目、最後の音までのフレーズは、

 「何のコードのフレーズでしょう?」

単純にフレーズだけを見て答えましょう?

実は、この答がコード・ネームのヒントに…。
posted by テル先生 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

目の前にお宝があるよ

前回のリズム訓練やったかな?

あのパターンをピアノに応用すると、
カッコイイ伴奏が沢山作れるんだ。

パターンは同じでも、
音やコード、コード進行を変えると
まったく違うものになる。

ぜひ研究してほしい。

さらにパターンを変えれば、
無限に作れるよね。

つまり左右の手順を変えることだ。

自分なりの手順を考えて、
ピアノで音を付けて弾いてみよう。

カプースチン作品を弾いているだけでは
もったいないと思うよ。

なぜかというと、作曲やアレンジなど
音楽を作るヒントが沢山あるからね。

しかも、それがカッコイイものばかり。

カプースチンを弾ける技術がある人は
それはとても立派なことだ。

でも、弾ける技術がない人も分析して
自分の音楽に応用することも出来る。

カプースチンを弾くことだけでなく、
そんな利用の仕方もあるんじゃない?

昨日のパターンが良い例だよね。

たった2小節のパターンから
無限のアイデアが引き出せるんだ。

ジャズピアノ学習や、即興演奏、作曲、
アレンジなど、アイデアの宝庫なんだ。

目の前に宝物が沢山置いてあるのに、
気付かない人も沢山いると思うよ。

でも、今、この文章を読んだあなたは
「そんな使い方もあるのか」と気付く。

そしたらね、早速やってみるんだよ。

例えば…

<応用課題 1>
2〜4小節の区切りがいい左手伴奏を
繰り返し、右手で即興演奏をする。

<応用課題 2>
分析で知ったジャズコードを別の曲に
応用して使ったり、メロディーを作る。

もっといろんなことが考えられるよね。

自分でも考えて応用課題を見付けよう。
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2009年12月13日

「マンテカ」徹底分析(12) 

今回は、楽しい「リズム訓練」をしよう。

パソコンの前で出来るからやってみようよ。

ドラムの人が練習する「パラディドル」だ。

    右手=R 左手=L

左右の指定された手でヒザの上を叩こう。

2小節、ずっと8分音符で続けて叩くこと。

2〜3拍目の間にある空白は、
見やすいように空けてあるので休符ではない。

では、始めよう。2小節を繰り返して練習する。

<課題 1>

|LRLR RLRL|RRRL RLRR|

8ビートのリズムに乗って叩く。
8〜16小節ぐらい続けてみよう。

では、次の課題へ進む。

今度は、最初だけ
 右手が8分音符1つ叩いてから始める。

その後は、2小節を繰り返せばいい。

<課題 2>

(R)|LLRL LRLL|LRLL RLLR|

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

どうだった?楽しかったでしょう。

実はね、<課題 1>は「マンテカ」第2ピアノ、
10〜13小節(7ページ)のパターンなんだよ。

それから<課題 2>は、
    第1ピアノ6〜9小節のパターンなんだ。

さらに<課題 1>は、
  第2ピアノ、14〜21小節と同じなんだね。
  (14小節1拍目裏だけは第1ピアノが弾く)

早速、今度は、ピアノで弾いてみようぜ。

音が付くとカッコイイよね。

同じパターンなのに
音を変えると別物のように聞こえるのも面白いね。

パターン練習の後では、とても楽に弾けるはずだ。
posted by テル先生 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

「マンテカ」徹底分析(11)

コードに転回型があるように
メロディーにも転回型がある。

「マンテカ」2小節目メロディーのモチーフ
「♭シ、♭ラ、ファ」を例にして説明しよう。

「♭シ→♭ラ」は、長2度下行している。

次の「♭ラ→ファ」は、短3度下行だ。

これを縦にひっくり返してみよう。

長2度下行を長2度上行にする。「♭シ→ド」

さらに、「ド」から

短3度下行を短3度上行にすると「ド→♭ミ」

つまり「♭シ、♭ラ、ファ」の転回型は
「♭シ、ド、♭ミ」になる。

この音程間隔を「♭ラ」から始めると

「♭ラ、♭シ、♭レ」になる。

第1ピアノ、
5小節目メロディー最後の音「♭ラ」から
6小節目「♭シ→♭レ」を、じっくり見てみよう。

これがメロディーの転回型なんだね。

カプースチン作品は無駄がないということだ。
posted by テル先生 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月11日

今日は一息入れようか

「マンテカ」徹底分析も昨日で第10回目。

徹底的にやると、まだまだ数十回も続くでしょう。

そこで今後は他の曲の分析もしながら
のんびり続けようかな?とも考えています。

毎日書いているので、読む方も大変でしょう。

ただ読むだけなら大したことないでしょうが、
 昨日の課題など、確実に身に付けるには、
   本当は何週間(何ヵ月)も掛かります。

特に初心者は、昨日の課題の前にやるべきことが
まだまだ、まだまだ、まだまだ〜〜沢山あります。

しかし、
カプースチンを分析するには中級〜上級ジャズ理論
を持ち出さないと説明しにくいので(仕方なく?)
書いてしまいました。

読者のみなさんがジャズ理論を使いこなせるのは、
まだ先のことですが、今は知識だけでも知っておく。

そのような時期も必要ですからね。

まず知らなければ何も始まりません。

        ☆

そんな訳で今日は、のんびりとしましょう。

予習、復習でもいいですし、別のことをしてもいい。

私も今後のことでも考えようかな?と…。
posted by テル先生 at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

「マンテカ」徹底分析(10)

前回の「リディアン♭7」(スケール)は、

カプースチンを理解する時にとても重要なスケールです。

ジャズ・ピアノ、即興演奏にもよく使います。

「C7」で使う「C リディアン♭7」を例にして説明します。

まず「C」のメジャースケール(長音階)は、わかりますね?

「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」 ですよね。

この長音階の第4音が半音上がると「リディアン」になります。

「ド、レ、ミ、♯ファ、ソ、ラ、シ」

「C」 「C6」 「CM7」 などで使えます。

さらに、この「リディアン」の第7音が半音下がる(♭7)と、

「リディアン♭7」になるのです。

「ド、レ、ミ、♯ファ、ソ、ラ、♭シ」

「♭シ」がありますので、コードは「C7」の時に使います。

さて、ここからが重要な話になります。

この「リディアン♭7」(スケール)の各音を
1つ置きに3度音程で縦に積み重ねていきます。

「ド、ミ、ソ、♭シ、レ、♯ファ、ラ」になりますね。

すべて「リディアン♭7」内の音で構成されています。

このコードの下4声を左手で、上3声を右手で弾きます。

左手「ド、ミ、ソ、♭シ」=「C7」

右手「レ、♯ファ、ラ」=「D」

「C7」の上に、全音上の「D」が乗っているコードです。

これを両手とも半音下げると、前回のコードになります。

「C♭7」の上に「D♭」ですね。

異名同音で考えて「B7」の上に「C♯」でもいいです。

すべて「リディアン♭7」から出来ています。

これが、カプースチンが大好きなコードの正体です。

ただし、これは基本の話で、実際の左手コードは
 (基本コードではなく)ジャズ・コードを使います。

     ☆          ☆

今回の話は、カプースチンを分析する時や、
 ジャズ・ピアノを弾く時に、とても重要な理論です。

以下の順に課題をしっかり練習して確実に覚えて下さい。

<課題 1>
「メジャースケール」を12キーで弾いて覚えましょう。

<課題 2>
「リディアン」を12キーで弾いて覚えましょう。

<課題 3>
「リディアン♭7」を12キーで弾いて覚えましょう。
posted by テル先生 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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