2009年11月30日

「マンテカ」徹底分析(1)

カプースチン初の2台のピアノのための作品。

楽譜(プリズム社)発売を記念して、
     本日から徹底分析を始めます。

カプースチン
 ディジー・ガレスピーの
  「マンテカ」によるパラフレーズ
       作品129(2台のピアノ)

<形式>を書き込んで、全体を理解しよう。

<イントロ>
導入=モチーフ提示 1〜5(5=1+4)

<Vamp ヴァンプ>=2〜4小節を繰り返す伴奏のこと
1 「V1」  6〜13(8=4+4)
2 「V2」 14〜21(8)
3 「V3」 22〜33(12=4+8)

<テーマ> 提示部
4 「A1」 34〜@41(8)
  「A2」 34〜A42(8)
5 「B」  43〜50(8)
6 「C」  51〜58(8)
7 「A3」 59〜66(8)

<アドリブ・コーラス 1> 展開部
 8 「V1」 67〜74(8)
 9 「V2」 75〜82(8)

10 「A1」 83〜90(8)
11 「A2」 91〜98(8)

ここから<4ビート>になる
12 「B」 99〜106(8)
13 「C」107〜114(8)

<アドリブ・コーラス 2>
14 「V1」 115〜122(8)
15 「V2」 123〜130(8)

16 「A1」 131〜138(8)
17 「A2」 139〜146(8)

<テーマ> 再現部
18 「B」147〜154(8)
19 「C」155〜162(8)

20 「A1」 163〜170(8)
21 「A2」 171〜178(8)

<Coda> 終結部
22 「V1」 179〜186(8)
23  Coda 187〜194(8)

左側にある1〜23の通し番号は、
カプースチン本人によるものです。
それ以外が私の分析結果になります。
posted by テル先生 at 23:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 「マンテカ」op.129 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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