「トゥー・ファイブ」の前に来る「トゥー・ファイブ」。
大きく分けて2種類ある。
1.|Em7 A7|Dm7 G7 |C|
2.|Am7 D7|Dm7 G7 |C|
上の例を12キーで覚えよう。
「A7」のことを「ファイブ・オブ・トゥー」と呼ぶ。
次の「トゥー・ファイブ」の
「トゥー(Dm7)」に行くためのコードだから。
「ファイブ(A7)・オブ・トゥー(Dm7)」だね。
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「D7」のことを「ファイブ・オブ・ファイブ」と呼ぶ。
次の「トゥー・ファイブ」の
「ファイブ」に行くためのコードだからだね。
「Dm7」を省略して考えれば、よくわかるよね。
|D7|G7|
「G7」(ファイブ)に行くための「D7」だよ。
クラシック「和声学」の「ドッペル・ドミナント」。
英語で言うから「ファイブ・オブ・ファイブ」。
日本語では「5度5度」かな?「5度の5度」。
5度(G7)に行くための5度(D7)。
英語では順序がひっくり返る。
「ファイブ(D7)・オブ・ファイブ(G7)」
同じ「ファイブ」だから、
どちらが「D7」なのかわからなくなるけれど、
「ファイブ(A7)・オブ・トゥー(Dm7)」
で考えれば混乱しないでしょう。
☆
この2つのコード進行、よく出て来るので、
12キーでしっかり覚えようぜ。