「ド、ミ、ソ」とは弾かない。
コードトーンだけを弾くことはなく、
テンションを組み合わせたコードを使う。
コードトーンとテンションをどのように使うのか
可能性はいろいろある。
それを知りたかったら
カプースチンの楽譜を見るとわかる。
私がコード進行を書き出しているので、
それを参考にして、あなたは楽譜に書き込む。
そして、実際にどう弾いているのかを調べる。
例えば「G7」の時、
「ソ、シ、レ、ファ」とは弾かずに、
よく出て来るのは
「ファ、ラ、シ、ミ」(♭7、9、3、13)
と弾いている。
それがわかったら、
12のキーに移調して練習する。
普段から
何でも12キーで練習することを習慣にする。
ここで注意することは、
この押さえ方がいつでも、
どこでも使える訳ではない。
まだまだ別の「G7」押さえ方があって、
その時によって使い分ける。
今は、それを自覚していればいい。
とにかく
最初は一つずつのコードを確実に覚えていく。
何事も地道な努力が必要なんだね。
カプースチン分析をどんどん続けて学んでみよう。
勉強になることが沢山あるはずだ。