「8つの演奏会用エチュード」作品40
第7番 <間奏曲> Op.40-No 7
(プリズム版 72〜80ページ)
「キーD♭」
イントロ4小節後、「A1」1小節目
|C♭7 B♭7|(E♭m7)〜
問題1
どちらが代理コードか、わかりますか?
問題2
代理の元のコードは何でしょう?
このような問題を考える時、
「キーは何か?」「何度のコードか?」を考えます。
ここで急に話が展開しますが、
「C♭7」が「F7」の代理ですね。
ですから大元のコード進行は
|F7 B♭7|です。
このようなことが、すぐ理解出来るようにしましょう。
勉強すれば誰でもわかりますよ。
|C♭7 B♭7|も
前回(13小節目)学んだ
|F7 C♭7 B♭7 F♭7|も
|F7 B♭7|の変形なんだな、ということです。
この曲は、イントロ後「A1」から「V7」の代理コード
「♭Z7」から始まっているのですね。
曲を弾いていて「どれが代理で、元のコードは何?」
ということを、将来は理解出来るようになりましょう。
曲の理解度が深まって、暗譜が早くなりますよ。
☆ ☆
今回の話は、たった1小節についてですが、
曲全体(すべての小節)をこのように理解して弾く。
もう1つの道は、何もわからず丸暗記で弾く。
あなたは、どちらの方法を選びたいですか?
作品を理解して弾きたくありませんか?
この話は、カプースチン作品だけでなく、
ショパン、ベートーヴェンなど
他の作品も理解出来る共通の方法です。
ジャズピアノや即興演奏も理解出来ます。
そのためには、分析力を身に付けることが大切。
もう丸暗記はやめましょうよ。時間の無駄です。
今、新しい時代が来ているでしょう?
従来の古い考え方を捨て、新たな方法を身に付ける。
私からあなたへの提案は、作品を理解して弾くこと!
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ぜひ一緒に学びませんか?
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