2009年09月19日

ダイアトニック・コード

カプースチンを分析したり、理解するには、
    ジャズ理論を学ばなければいけません。

このブログでは

「カプースチン分析のためのジャズ理論講座」も

       少しずつ学んでいきます。

それは即興演奏やジャズを学ぶための理論と
 同じものでありますのでしっかり学んで下さい。

つまり「カプースチン分析」とは、即興やジャズ
 を同時に学ぶことでもあるということなのです。

          ☆

今回学ぶのは「ダイアトニック・コード」ですが、
         その前に
当然弾けなければいけない大前提があります。

それは「長音階を12の調で弾けること」です。

          ☆

コード進行を覚えたり、分析する時、あるいは

  歌の伴奏を即座に移調して弾くには、

「ダイアトニック・コード」がすぐわかるように、

   あらかじめ訓練をしておくことです。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ダイアトニック・コード」

長音階の各音の上に
その音階内の音だけを積み重ねて出来ているコード。

TM7 Um7 Vm7 WM7 X7 Ym7 Zm7(♭5)

<キーC>

CM7 Dm7 Em7 FM7 G7 Am7 Bm7(♭5)

<キーF>

FM7 Gm7 Am7 B♭M7 C7 Dm7 Em7(♭5)

    〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

以下、完全4度ずつの順番に書き出して練習する。

B♭、E♭、A♭、D♭、G♭、B、E、A、D、G

           ☆

これを12キーで書き出し、弾いて、完全に覚えること。

コード進行は、コードネームと同時に度数でも覚えること。

これが重要なポイントなんですね。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この課題をやるには、

「メジャースケールを12キーで弾けること」

     これはが大前提です。

それが弾けない人は、この課題は出来ません。
posted by テル先生 at 23:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 分析のためのジャズ理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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