2009年08月31日

「夢」Op.40-No 2分析(4)

今回は「夢」(Op.40-No 2)の形式について、
  [B] をどこで区切るか迷っていて、
 もう1度よく検討して修正するかも…?

この曲の[B] 部分は8曲目「フィナーレ」の
  第2主題を使っているので、両方の曲を
よく分析し、比較検討しなくてはいけません。

今日はもう時間がなく、本日中の投稿は無理なので
夜中にこの記事に追加修正して再び投稿予定です。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その後、朝まで8曲目「フィナーレ」全体を分析し、
  コード進行をパソコンに入力しました。

「フィナーレ」を理解しないと
      「夢」の中間部がわからないからです。

「夢」(Op.40-No 2)の中間部は、23小節目から。

 4分の3拍子になった(「Cm7」)ところです。

ただし、メロディが出て来るのは、4小節後、
 コードが「Fm7]、27小節目ですよね。

そうすると、
 この4小節(23〜26)の「Cm7」は何?

   中間部の序奏かな?

[B1] を、この前は以下のように書いたけれど、

  [ B1-a] (23〜38)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | 

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |〜

 次のように書いた方がいいかもね?

  [ I ] 23〜26(中間部序奏)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | 

  [B1-a] 27〜

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |〜

この方が、

メロディが現れる小節で区切るから分かりやすい

   と思うけれど、困るのはこの後。

「Fm7」の前に必ず現れる「Cm7]4小節の変形。

   | D/C | D/C | Cm7 | Cm7 |

これが、39〜42、59〜62、74〜78に出て来る。

その度に「序奏的」に扱って、
  この4小節を、各[B] の最初にしたけれど、
    最後にした方がいいかもしれない。

    [ I ] 23〜26(中間部の序奏)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | 

    [B1-a] 27〜42(16小節)

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここ

    [ B2-b] 43〜62(16小節)

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7(4) D7 |

| GM7 | GM7 | CM7 | CM7 |

| FM7 | FM7 | F♯m7(♭5) | B7 |

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここだ!

    [ B3-a] 63〜78(16小節)

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここだぞ!

    [ B4-b] 79〜?

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7 |

| Gm7 | Gm7 | D♭M7 Gm7(♭5) | C7 G♭7 | 〜

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今までの区切り方も以下に書いておいた。
  (「Cm7」4小節を「前に」置いた例)

上例(「Cm7」を「後に」置いた)と比べて、

     どちらがいいと思う?

上の方が正解かな?

カプースチン本人に訊かないと、わからないか?

            ☆

    [ B1-a] (23〜38)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | ←これ

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

    [ B2-b] (39〜58)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここね

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7(4) D7 |

| GM7 | GM7 | CM7 | CM7 |

| FM7 | FM7 | F♯m7(♭5) | B7 |

    [ B3-a] (59〜74)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここよ

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

    [ B4-b] (75〜)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 | ←ここだべさ

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7 |

| Gm7 | Gm7 | D♭M7 Gm7(♭5) | C7 G♭7 | 〜

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

世の中の人が通学、出勤する時間になってしまった。

もう眠たい!お休みなさ〜〜い。
posted by テル先生 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

「夢」Op.40-No.2分析(3)

辻井伸行(少年)が弾いている「夢」(動画)分析。

今回は、第3回目ですね。

楽譜は、
カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」Op.40 No.2「夢」

[ B1-a](23〜38)

| Cm7 | Cm7 | Cm7 | Cm7 | 

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

[ B2-b](39〜58)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 |

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7(4) D7 |

| GM7 | GM7 | CM7 | CM7 |

| FM7 | FM7 | F♯m7(♭5) | B7 |

[ B3-a](59〜74)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 |

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Fm7 | B♭7(4) | B♭7(4) |

| E♭ | E♭ | B7 | B7 |

[ B4-b](75〜90)

| D/C | D/C | Cm7 | Cm7 |

| Fm7 | Fm7 | Gm7 | Gm7 |

| A♭M7 | Am7(♭5) | D7(4) | D7 |

| Gm7 | Gm7 | D♭M7 Gm7(♭5) | C7 G♭7 |

この後は[C]に進みます。

お楽しみに。
posted by テル先生 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月29日

「夢」Op.40-No.2分析(2)

辻井伸行(少年)が弾いている「夢」(動画)の分析。

前回は、形式を学びました。

今回からは、コード進行を学びましょう。

楽譜は、カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」
Op.40 No.2「夢」

<形式> 

[ A1] 1〜8(8)
[ A2] 9〜22(14)

今回は、
ここまでのコード進行を楽譜に書き込んで
どのようにコードを使うのか研究しましょう。

<Key A♭>

[ A1] (1〜8)

| B♭m7 B♭m7(♭5) | E♭7 |

| A♭M7 Fm7 | B♭7 |

| B♭m7 Cm7 | D♭M7 Gm7(♭5) C7 |

| Cm7(♭5)/F F7 B♭7(4) | B♭7 |

[ A2] (9〜22)

| B♭m7/E♭ B♭m7(♭5)/E♭ | E♭7 |

| A♭M7 Fm7 | B♭7 |

| B♭m7 Cm7 | D♭m7 G♭7(4) G♭7 |

| C♭M7 F♭M7 | Fm7 B♭7 |

| A♭/E♭ F7 | B♭m7 E♭7 |

| A♭ E♭7/A♭ | A♭ Fm7 B♭m7 E♭7 |

| E♭7/A♭ A♭ | A♭ G7 |

最後の2小節は詳しい説明が必要ですね。

いつか解説しましょう。

この後は[B]のコード進行分析に進みます。

自分でも勉強しておいて下さいね。
posted by テル先生 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

「プレリュード」Op.40-No.1(1)

「8つの演奏会用エチュード」Op.40
第1番 プレリュード(No.1 Prelude)

楽譜は、カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」作品40

      または

カプースチン 「ピアノアルバム 1」 にも
「8つの〜」から第1番と第8番が収録されている。

どちらも<プリズム版>だ。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   【序奏部】 1〜12(12)

[ I ]
| B♭/A♭ | A♭m7 | B♭/A♭ | A♭m7 |

| Gm7 | A/G | Gm7 | F♯m7 B7(4) |

| Fm7 B♭7(4) | Fm7 B♭7(4) |

| E♭M7 A♭7(4) | D♭M7 G7(4) |

   【テーマ】 13〜40

[A1] 13〜20(8)
| CM7 B♭m7(13) | A♭M7 D♭M7 |

| CM7 B♭m7(13) | A♭7 D♭7(4) |

| Gm7 C7(4) C7 | Fm7 B♭7(4) A♭m7 |

| Gm7 F♯7 | BM7 EM7 |

[B] 21〜28(8)
| E♭M7 B♭7(4) | E♭M7 E♭/D♭7 |

| CM7 F♯m7 B7 | EM7 |

| Am7 B7(4) | Em7 A7 |

| Am7 D7(4) D7 | G7(4) D♭7 |

[A2] 29〜34(6)
| CM7 B♭m7(13) | A♭M7 D♭M7 |

| CM7 B♭m7(13) | A♭7 D♭7 |

| Gm7 C7(4) C7 | Am7 D7(4) D7 |

[ I ] 35〜40(6)序奏部のモチーフ

| G7(4) | G7(4) | G7(4) | C7(4) FM7 |


| E♭M7 A♭7(4) | D♭M7 G7(4) |

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

説明しなければいけないことが沢山あるが、
  解説は別の機会にしようと思っている。

この後(41〜)からは、変奏部。
ジャズでいうならアドリブ・コーラスになる。
posted by テル先生 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

「ソナティナ」Op.100(1)

カプースチンの曲は難しい。

でも、この曲ならほとんどの人が弾けるかも?

だってね、
 子供でも弾けるように作曲してくれたから。

でも、ジャズですよ。

今回は、
 「ソナティナ」(Op.100)の形式を学ぼう。

楽譜は、
カプースチン
「ピアノアルバム 1」
  (プリズム版)66ページ〜71ページ

CDは、
カプースチン本人のものはないけれど、
      以下の2枚に収録されています。

☆川上 昌裕
「カプースチン ピアノ作品集 2」

☆マルク=アンドレ・アムラン
 「NIKOLAI KAPUSTIN PIANO MUSIC」

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  【提示部】

 <第1主題 1>
[A1] 1〜8(8)

 <第1主題 2>
[A2] 9〜18(10)

 <第2主題 1>
[B1] 19〜28(10)

 <第2主題 2>
[B2] 29〜44(16)

注、ここから繰り返しになり再び戻って来ると
44小節目が「カッコ 2」の45小節目になる。
この説明文よりも楽譜を見ればわかるはず。

それで展開部は、46小節目から始まることになる。

  【展開部】

[C1] 46〜53(8)

[C2] 54〜63(10)

  【再現部】

 <第1主題 2>
[A2] 64〜73(10)

 <第2主題 1>
[B1] 74〜83(10)

 <第2主題 2>
[B2] 84〜95(12)

 <第1主題 1>
[A1] 96〜103(8)

  【終止部】

Coda 104〜107(4)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以上、仮の分析ですので、
   後で変更することもあります。
posted by テル先生 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 「ソナティナ」op.100 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

「夢」Op.40-No.2(1)

辻井伸行(少年)が弾いている「夢」(動画)の分析。

楽譜は、
カプースチン
「8つの演奏会用エチュード」Op.40 No.2「夢」

いつものように形式、全体の構成を書き込もう。

<形式> 

[ A1] 1〜8 (8)
[ A2] 9〜22  (14)

[ B1-a] 23〜38 (16)
[ B2-b] 39〜58 (20)

[ B3-a] 59〜74 (16)
[ B4-b] 75〜90 (16)

[ C1] 91〜119(29)

[ A3] 120〜133(14)

[ Coda]  134〜138(5)

この後、コード進行分析に進みますが、
まずは自分で勉強しておいて下さいね。

少なくても「A1〜A2(1〜22)」までは
調べておきましょう。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本日から「カプースチン分析研究」を毎日、
 少しずつでも連続で投稿するつもりです。

プリズム版の5冊それぞれから最低1曲を選んで、
  つまり5曲(以上)交互に投稿しますので、
    いろいろな曲が同時進行で学べますよ。

明日は別の曲、さらに翌日は別の曲という感じで
  数日後に今回の「夢」に戻ってくる予定です。
posted by テル先生 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 「8つの演奏会用〜」op.40 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

辻井伸行Op.40-2「夢」動画

辻井伸行(少年)が弾くカプースチン「夢」の動画。

このテレビ出演した時、まだ中学生だったらしい。

すでに、もう上手かったんだね。





この曲の楽譜は、

「8つの演奏会用エチュード」(Op.40)の2曲目。
posted by テル先生 at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 辻井伸行Op.40-2「夢」(動画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月15日

カプースチンの動画(2)

カプースチン本人が弾く動画を観よう!

とにかく、カッコいい曲だぞ。





楽譜は「ピアノアルバム 1」に収録されている
   「3つの即興曲」作品66の2曲目。

CDは、「ラスト・レコーディング」に収録。
posted by テル先生 at 03:21| Comment(1) | TrackBack(0) | カプースチンの動画を観よう! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カプースチンの動画(1)

カプースチン本人が弾いている動画を観よう!

スロー・ブルースだ。





楽譜は「24のプレリュード」作品53の11曲目。

「キー・B」(B♭ではないぞ)のブルースで、
      ちょうど2コーラス弾いている。

CDは「24の前奏曲」に収録されている。

この曲、誰が聴いてもジャズだよね。
(クラシックには聞こえないと思う)
posted by テル先生 at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | カプースチンの動画を観よう! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

「ビッグ・バンド・サウンズ」(4)

 カプースチン 作品46 (第4回)

「ビッグ・バンド・サウンズ」(Op.46)
「Big Band Sounds」 N.Kapustin

前回まで学んだことは、

テーマ(主題)とアドリブ・コーラス(1)でした。

今回からアドリブ・コーラス(2)、

全体では3コーラス目のコード進行を書き出します。

いろいろなことが学べますよ。

楽譜は、
カプースチン ピアノアルバム 3
(プリズム版) 71〜79ページ

今回は
「アドリブ・2コーラス目(81〜116)」

前回まで学んだ「テーマ(主題)」と
       「アドリブ・コーラス」の<形式>は、

A1(8)+A2(8)+B(8)+A3(12)=36小節

1コーラス=36小節(8+8+8+12)でしたね。

今回の「アドリブ・2コーラス目」も同じ形式ですが、
  コーダに続きますので、どこで区切るか問題です。

それについては後日説明しましょう。

では、今回は、どのように展開していくのか?

「9〜44」「45〜80」と「81〜116」を
            比べながら学んで下さい。

なお、各小節内での細かいコードの動きは、
後日、詳細分析で1小節ずつ説明する予定です。

まず基本になるコード進行を学びましょう。

☆3コーラス目 36小節(81〜116)

[A1]と[A2]は「キーB♭」に転調している。

[A1] 8小節(81〜88)

| B♭ | Cm7(♭5)(Bass B♭) F7(Bass B♭) |

| B♭M7 E♭M7 | Dm7 D♭m7 |

| Cm7 | F7 | D7 G7 | C7 F7 |

m.82 は、最初のコードは単純に見たままで、
E♭m(Bass B♭)またはE♭m7(Bass B♭)でもいい。

m.85〜86 左手、クリシェのラインに注目。

m.86 は「F7」と考えてもいい。

[A2] 8小節(89〜96)

| B♭ | Cm7(♭5)(Bass B♭) F7(Bass B♭) |

| B♭M7  E♭M7 E♭m | Dm7 D♭m7|

| Cm7 | Cm7 (C7) F7 | B♭ C7 | Bm7 E7 |

[B] 8小節(97〜104)

| AM7 | Bm7(♭5)(Bass A) E7(Bass A) |

| AM7 | G♯7 |

| C(Bass G) A7(Bass G) | Dm7(♭5)(Bass G) G7|

| C7 | C7 |

m.101 最初のコードは、Am7(Bass G)でもいい。
次のコードは、A7だとわかっていればGdim でもいい。

[A3] 12小節(105〜116)

| F | Gm7(♭5) C7 |

| (EM7) FM7 Em7 | E♭7 D7|

| G7 | Gm7 C7 | Fm7 | B♭7  |

| G7 |C7(4) | F | A7 D7 |〜

m.115 はトニックで終止するが、
m.116 からコーダへ行くためのコード。

ここは次回説明しよう。

2009年08月13日

「ビッグ・バンド・サウンズ」(3)

 カプースチン 作品46(第3回)

「ビッグ・バンド・サウンズ」(Op.46)
「Big Band Sounds」 N.Kapustin

前回(第2回)はテーマ(主題)を学びました。

今回(第3回)から
2コーラス目のコード進行を書き出しましょう。

ジャズ・コードの秘密(積み重ね方)がわかりますよ。

楽譜は、
カプースチン ピアノアルバム 3
(プリズム版) 71〜79ページ

今回は
「アドリブ・コーラス(45〜80)」 を学びます。

前回学んだ「テーマ(主題)」の<形式>は、

A1(8)+A2(8)+B(8)+A3(12)=36小節

1コーラス=36小節(8+8+8+12)でしたね。

今回の「アドリブ・コーラス」も同じ形式、小節数で
フレーズ、コード進行が展開していきます。

テーマが、どのように展開していくのか?

「9〜44」と「45〜80」を比べながら学んで下さい。

なお、各小節内での細かいコードの動きは、
後日、詳細分析で1小節ずつ説明する予定です。

まず基本になるコード進行を学びましょう。

☆2コーラス目 36小節(45〜80)

[A1] 8小節(45〜52)

| F Gm7 G♯dim F(Bass A)| Gm7(♭5)  D♭7 C7 |

| F7 F7(Bass E♭) B♭(Bass D) B♭m7 | Am7 D7 |

| Gm7 | Em7(♭5) | A7 D7 | Gm7 G7  C7 |

m.50は「C7」の「3,5,♭7,9」と考えてもいい。

m.51の3〜4拍目は「F♯dim」ですが、
「D7」の「3,5,♭7,♭9」ですね。

     〜〜〜〜

[A2] 8小節(53〜60)

| F Gm7 G♯dim F(Bass A)| Gm7(♭5)   D♭7 C7 |

| F7 E7 | E♭7 D7 | G7 A♭7 G7 | C7 |

| F Gm7 G♯dim F(Bass A)| Bm7(♭5) E7 |

     〜〜〜〜

[B] 8小節(61〜68)

| AM7 | Bm7(♭5) E7 (B♭7) |

| AM7 | A♭7 | C(Bass G) | Dm7 G7|

| C7 | Gm7 C7 |

     〜〜〜〜

[A3] 12小節(69〜80)

| F | Gm7(♭5) C7 | F7(sus4) F7 | E♭7 D7|

| G7 | Gm7 C7 | Fm7 | B♭7 A♭7 |

| Dm7(Bass G) G7 | Gm7(Bass C) C7 |

| F D♭7 | Cm7 F7 |

m.77の1〜2拍目は「G7(sus4)」と書いてもいい。

m.78の1〜2拍目は「C7(sus4)」と書いてもいい。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ジャズ・コードの秘密は、テンションの使い方。

その秘密が、楽譜を見ればわかってしまいます。

書き込んだコード・ネームと
  実際の押さえ方を見て研究して下さい。

これがジャズ・ピアニスト達の使っているコードです。

<研究課題>

テンションを、どのように使っているのか?

右手フレーズも、どのような音を使っているのか、
研究してみましょう。

☆次回予告

次回は、3コーラス目。

「キーB♭」に転調した「81小節目」から学びます。

予習、復習をしておいて下さいね。

2009年08月12日

「ビッグ・バンド・サウンズ」(2)

「ビッグ・バンド・サウンズ」
「Big Band Sounds」(Op.46) N.Kapustin

前回(第1回)は、
  曲の形式、全体の構成を学びました。

今回(第2回)から
  コード進行を分析していきましょう。

楽譜は、
カプースチン ピアノアルバム 3
(プリズム版) 71〜79ページ

「イントロ(1〜8)」の分析は後日にします。

今回は 「テーマ(主題)」 を学びましょう。

「テーマ(主題)」の<形式>は、

A1(8)+A2(8)+B(8)+A3(12)=36小節

1コーラスは、36小節(8+8+8+12)です。

各小節内での細かいコードの動きは、
後日、1小節ずつの説明で行います。

今回は、基本になるコード進行を学びましょう。

           ☆

☆テーマ(主題) 36小節(9〜44)

[A1] 8小節(9〜16)

| F | Gm7(♭5) C7 | FM7 | Am7 A♭m7 |

| Gm7 | Gm7 C7 | A7 D7 | G7 C7 |

[A2] 8小節(17〜24)

| F | Gm7(♭5) C7 | FM7 | Am7 A♭m7 |

| Gm7 | Gm7 D♭7 C7 |

| F  C♭7 | B♭7 E7 |

[B] 8小節(25〜32)

| AM7 | Bm7(♭5)(Bass A) E7(Bass A) |

| AM7 | G♯7 | C(Bass G) A7 | Dm7(♭5) G7|

| C7 | C7 |

[A3] 12小節(33〜44)

| F | Gm7(♭5) C7 | FM7 Em7 | E♭7 D7 |

| G7 | Gm7 C7 | Fm7 | B♭7 A♭7 |

| G7 | Gm7 D♭7 C7 | F | F |

        ☆

テーマ(主題)が
 2コーラス目からどのように展開するのか?

 まずは自分で分析してみて下さい。